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熊本西、21世紀枠で初のセンバツ 全員が軟式出身も「他校に負けない一体感」

21世紀枠での出場が決まり喜ぶ熊本西の選手たち=熊本市西区で2019年1月25日午後4時39分、田鍋公也撮影

 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会が25日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、出場32校が決まった。熊本県からは熊本西(熊本市)が県内初の21世紀枠で選出され、初の選抜出場を決めた。昨秋の九州地区熊本大会で準優勝し、初出場の九州地区大会で8強と躍進。昨年11月の練習試合中に部員が犠牲になる事故があったが、部員らは悲しみを乗り越え春舞台に挑む。選抜大会は3月15日に組み合わせ抽選会があり、同23日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。

 昨夏の熊本大会は2年連続の1回戦敗退だったが、秋は6試合で計59安打42得点と打線が奮起。部員全員が地元中学の軟式野球部出身ながら準優勝を果たした。創部43年目で初めて九州地区大会に出場し大きく飛躍した。

 投打の鍵を握るのは、主戦でクリーンアップの霜上幸太郎主将(2年)。熊本大会と九州地区大会の全8試合で先発し、最速135キロの速球にスライダーなどを交えて計5試合で完投勝利を納めた。強豪の熊本工と対戦した熊本大会準決勝では、終盤まで1点を争う投手戦をものにした。佐賀学園と対戦した九州地区大会初戦では2失点完投、打っては4打数3安打の活躍で8強入りの立役者になった。両大会で計9安打9打点と勝負強さが光る中本景土選手(同)や熊本大会で打率5割の久連松祐也選手(同)らもいて、打線に切れ目がないのも強みだ。

 「飛び抜けた実力の選手はいないが、うちには他校に負けない一体感がある」。横手文彦監督(42)は力を込める。昨年11月、練習試合中の頭部死球で部員が犠牲になる思いもよらないアクシデントに見舞われた。仲間を失った悲しみは癒えないが、スローガンの「常笑(じょうしょう)常勝」を胸にチーム一丸でつかんだセンバツ切符。霜上主将は「甲子園で通用するレベルの練習を続けたい」と黙々とバットを振り込む。【清水晃平】

校訓は「清、明、和」

 1974年創立の県立校で、普通科と理数科の2学科に現在男女1038人が在籍。普通科の中に体育コースもある。文武両道を掲げ、毎年約30人が国公立大学に進学。校訓に掲げる「清、明、和」には、清純や明朗、和気などの意味があり、各学年棟の外壁にそれぞれ1字が装飾されている。校章は金峰山や白川など周囲の豊かな自然を表している。

 野球部は76年創部で、現在は部員は女子マネジャー5人を含む49人。甲子園には85年の夏に1回出場し、初戦で磐城(福島)を破って2回戦に進出した。他の部活動も盛んで、花園に2年連続11回出場しているラグビー部をはじめ、なぎなた部や柔道部も全国大会でも活躍する。

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、全31試合を無料でライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://sports.yahoo.co.jp)でも展開します。

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