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第91回選抜高校野球

石岡一、初の切符 21世紀枠、県勢第1号(その1) /茨城

センバツ出場決定をガッツポーズで喜ぶ石岡一の選手たち=石岡市で、尾籠章裕撮影

 <2019 第91回センバツ高校野球>

     憧れの地への切符をつかみ取った。県立石岡一が25日、第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の選考委員会で、県勢としては初の21世紀枠での出場校に選ばれた。石岡一の甲子園出場は春夏通じて初めてで、選手たちは歓声を上げて喜び、夢舞台での活躍を誓った。【川崎健、佐藤則夫】

    センバツ出場決定の連絡を受ける石岡一の大和田俊一校長

     校長室に電話の音が静かに響いた。午後3時すぎ、待ち焦がれた吉報が届いた。報道陣や学校関係者が見守る中、緊張した表情の大和田俊一校長が受話器を手にした。選考委員会からの出場決定を知らせる連絡に「大変光栄です。しっかりと準備をさせて臨ませたい」と決意を述べた。「決まりました」と喜びの声を上げた大和田校長。緊張感から解放され、目を潤ませながら「選手が野球道を極めるられるように努力したい」と語った。

     大和田校長はそのまま、選手が待つグラウンドへ。引き締まった表情で整列した選手を前に、「夢舞台で力を出し切って、郷土の誇りになれるように準備をしてください。おめでとう」と激励。選手たちは「ありがとうございました」と元気よく返事をした後、拳を突き上げたりしながら「よっしゃ」などと歓声を上げた。

     歓喜の瞬間、グラウンドに駆け付けていた地元住民や選手の保護者らも大きな拍手でセンバツ出場を祝福した。岩本大地投手(2年)の父紳さん(48)は「地元の人に日ごろの練習の成果を少しでも見せられるように頑張ってもらいたい」とエールを送った。野球部OB会最高顧問相談役の狩野勇次さん(77)は「夢物語を実現させてもらい、選手に感謝。これ以上幸せなことはない。甲子園での活躍を期待している」と言葉を弾ませた。

     酒井淳志主将(2年)は「21世紀枠に選ばれたことに責任を持ち、OBや学校の方々に恩返しができるよう練習に励みたい」と意気込んだ。川井政平監督(44)は「まずは1勝したい。緊張感の中で選手が思い切って全力でプレーできるように準備したい」と話した。

    号外2000部を配布

     毎日新聞社は25日、石岡一のセンバツ出場決定を伝える特別号外約2000部を発行し、石岡市内の商店街や石岡、水戸、土浦駅で配布した。号外はカラー2ページ。昨秋の県大会での戦いぶりや学校の沿革、練習風景などを紹介した。

    石岡一のセンバツ出場決定を伝える号外を受け取る人=JR石岡駅で

     石岡駅では午後4時過ぎから、販売店主らでつくる「県南部毎日会」のメンバーらが配布。会社員や買い物客らが手に取り、見入っていた。同市の主婦、高橋利子さん(66)は「息子が石岡一の卒業生なので、自分のことのようにうれしい。甲子園でも活躍してほしい」と期待を込めた。【仁瓶和弥】

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