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第91回選抜高校野球

出場校決定 明豊、大分「春が来た」 県勢2校、10年ぶり(その2止) /大分

九州地区大会で神村学園と対戦した大分。八回表大分1死三塁、長尾凌我選手のスクイズが相手投手の悪送球を誘い、小野修太郎選手が生還=熊本県八代市の県営八代球場で、宗岡敬介撮影
九州地区大会で力投する明豊の若杉晟汰投手=熊本市のリブワーク藤崎台球場で、上入来尚撮影

 <センバツ高校野球>

    強打、堅守 異なる特徴

     明豊と大分は対照的に昨秋の九州地区大会を勝ち上がった。

     明豊は持ち前の打力で、どの試合も5得点以上を挙げた。準決勝の日章学園(宮崎)戦では、五回に打者一巡の猛攻。決勝で筑陽学園(福岡)に敗れたものの、同大会で11年ぶりの決勝進出を果たした。走力がある野上真叶選手(1年)と宮川雄基選手(同)の1、2番コンビに加え、4番・野辺優汰選手(2年)と5番・藪田源選手(同)の主軸は頼もしい破壊力を誇る。「突出した選手はいないが、バランスの良い、切れ目のない打線」(川崎絢平監督)に仕上がった。投手陣も1年生エース、若杉晟汰投手を中心に安定してきている。

     一方、大分は堅守が光った。九州地区大会の1回戦、準々決勝を最少1失点に抑え、ベスト4入り。準決勝では筑陽学園相手に延長十一回まで1失点。十二回で力尽き敗北したが、粘り強さも見せた。チームの要は、小学校5年からバッテリーを組む長尾凌我投手(2年)と江川侑斗捕手(同)だ。長尾投手は変化球を織り交ぜる打たせて取る投球が持ち味。守備範囲が広い遊撃手の小野修太郎選手(同)を中心に内野を固めるなど、堅い守りで勝ち上がってきた。打線は長打よりも、つないで点を取るのが信条。機動力を生かして好機をものにする。【田畠広景、白川徹】

    明豊 先輩に今宮選手ら

     1999年に開学。普通科は国公立・難関私立大を目指す「特別進学クラス」と、全国レベルの部活動を推進する体育コースなどがある「総合進学クラス」の他、将来の看護師を育成する看護科もある。生徒数は490人(8日現在)。

     野球部以外でも強豪で知られる部活動は多く、男子卓球部は全国大会に16回連続出場、剣道部は全国選抜大会5位などの実績がある。また、男女のバスケットボール部や女子ソフトテニス部も強化している。

     福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手や、リオデジャネイロパラリンピックで陸上女子走り幅跳び4位の中西麻耶選手らが卒業生。校歌は歌手の南こうせつさんが作曲し、南さんの妻が作詞を手がけている。【田畠広景】

    大分 書道、サッカーも盛ん

     大分外国語学校を前身として、1952年に創立した私立校。男女共学で、1138人(7日現在)が学ぶ。普通科と商業科、自動車工業科があり、普通科にはアニメ専攻の他、県内で唯一となる書道専攻もある。校訓は「創造」「敬愛」「気力」。大分中学校を併設している。

     野球部は開校時に創部。県内で強豪と知られ、甲子園にも2014年と16年の夏に2度、出場している。野球部OBにはオリックス・バファローズの佐野皓大選手らがいる。サッカー部が県勢初の全国3位に輝いた経験があるなど他の運動部も盛んだ。

     文化部の活動もめざましく、書道部が「書の甲子園」と呼ばれる「国際高校生選抜書展」で団体優勝を2回、果たしている。【白川徹】

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    4月3日の試合

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