<センバツ高校野球>
狩野勇次さん(77)
70歳を過ぎてから甲子園に行けるなんて夢のような気分。本当に幸せです。野球部をずっと応援してきて良かったとしみじみ思います。25日の出場校発表時には私も学校へ駆け付け、川井政平監督(44)と泣きながら抱き合いました。監督や選手たちに本当に感謝しています。
高校時代、私は1番・遊撃手でした。当時のことは今でも鮮明に覚えています。グラウンドの雰囲気や、選手が甲子園を目指して練習に励む様子は昔と変わりませんね。20代の頃に母校の野球部の監督を務めましたが、当時を含めて甲子園出場はこれまで夢のようなものでした。
選手たちには自分の力を信じて、甲子園で思いっきりプレーしてもらいたい。そして、スタンドでぜひ校歌を一緒に歌えればと願っています。【聞き手・川崎健】
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春夏通じて初の甲子園に挑む石岡一(愛称・イシイチ)を応援する声を随時掲載します。