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東邦 平成最後の春に/下 春での雪辱誓う 2投手、躍進に期待 フォーム改造、SNSで研究 /愛知

東邦の植田結喜投手=三重県伊勢市のダイムスタジアム伊勢で、高井瞳撮影
東邦の奥田優太郎投手=神宮球場で、小川昌宏撮影

 <第91回選抜高校野球>

     3年ぶりの東海大会優勝の裏で、悔しさをかみ締めていた選手たちがいる。植田結喜投手(2年)と、奥田優太郎投手(同)だ。2人は昨秋の県大会前に不調に苦しみ、マウンドを三塁手だった主将の石川昂弥選手(同)に譲った。「投手として何もできなかった。次こそ役目を果たす」と春での雪辱を誓い、厳しい寒さが続くグラウンドでの練習に取り組んでいる。

     植田投手は気迫のこもった投球と、140キロ超えの直球が魅力で新チームのエースとして期待されていた。しかし、県大会の2週間ほど前から制球が乱れ、力強い投球ができなくなった。練習試合では得意の直球がいとも簡単に打ち返された。「このまま大会に出ても、勝負にならない」と県大会の直前でフォームを変えることを決断。腕の力に頼った投球から、体全体を使う投球に変えることを意識して投球練習に打ち込んだ。それでも、調子は完全には戻らず、東海大会ではエースナンバーを石川選手に譲った。

     奥田投手は身長179センチの横手から繰り出す力のある速球が魅力。しかし、秋から調子を崩し、東海大会の準決勝では四回途中から登板し四球などで3点を奪われた。「制球が定まらず、バッターと対戦するというより、自分とストライクゾーンとの戦いだった。投手として何もできず、ふがいなかった」と振り返る。

     センバツに向け、2人の練習には熱が入る。植田投手はフォーム改善の成果が表れ始め、調子が戻ってきた。「手を抜かず練習を重ねて、目の前のバッターを0点に抑えたい」と力を込める。奥田投手もさまざまな練習方法を試して改善を目指している。練習後に帰宅するまでの時間や寝る前にインターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使い、トレーニングの仕方や投球方法などを検索。役立ちそうなアドバイスを翌日の練習で試す日々だ。

     「投手は俺たち。大舞台のマウンドで力を出し切りたい」と口をそろえる2投手の躍進に期待がかかる。【高井瞳】

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