<センバツ高校野球>
大和田俊一さん(59)
初めての甲子園出場が現実になって、今でも夢みたいな気分です。出場決定を知らせる電話を受け取ったときには、本当に感激しました。あの瞬間はうれしくて目が潤んでしまいましたね。
1月31日には体育館で全校生徒を前に報告会を行いました。甲子園出場は、その場に出席した3年生をはじめ、これまで卒業していった先輩方の礎があったからこその結果だと思います。
私が以前、県立水戸商に数学科教員として勤務していたとき、同校は春夏合わせて4回甲子園に出場しました。生徒の引率で球場へ行きましたが、波打つような大応援団の雰囲気は今でも思い出すと興奮します。
緊張する場面もあると思いますが、どんな相手であっても自分たちがやってきた野球を出し切ってもらいたい。胸を張って頑張ってください。【聞き手・川崎健】