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がんばれ!イシイチ

第91回選抜高校野球 甲子園、存分に楽しんで 元竜ケ崎一高監督・持丸修一さん /茨城

竜ケ崎一高監督時代の教え子である石岡一の川井政平監督とのエピソードを語る持丸修一さん=茨城県龍ケ崎市で、川崎健撮影

 <センバツ高校野球>

    公立高成果、地域も活性化 持丸修一さん(70)

     石岡一が、第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で出場する。川井政平監督(44)が竜ケ崎一の選手として甲子園に出場した当時の監督、持丸修一さん(70)=専大松戸監督(千葉県松戸市)=にエールを送ってもらった。【川崎健】

    石岡一の川井監督を指導

     ◆教え子が監督として初の甲子園出場を決めました。

     川井監督から電話がありました。「堂々の甲子園初出場だ。一生懸命頑張れよ」と声を掛けました。指導者として、子供たちと甲子園の土を踏めるのは素晴らしいこと。自分の教え子が甲子園への出場をかなえてくれ、誰よりもうれしかったですね。

     ◆川井監督の現役時代と現在とを比べて違いはありますか。

     彼は遊撃手で、走攻守そろったポテンシャルの高い選手でした。2年時にレギュラーで夏の甲子園(1991年)に出場し、3年時は主将でした。熱血漢的な印象でしたが、監督になってからは冷静で、洞察力が高く、選手に語りかけながら指導をしている。対話重視。現代っ子に合った監督だと思います。

     ◆石岡一は「公立の星」とも言われています。

     去年秋に新チームになってから、岩本大地投手(2年)の球質がすごく良くなったとは聞いていました。特に今は春先ですから、投手が優先されるチーム作りが大切。実は「対戦相手にもよるが、初戦どころか、けっこう勝ち上がれるかも」と話す野球関係者もいるんですよ。

     公立校は、私立校と比べて施設面や選手層の厚さなどで不利な部分がありますが、逆に重圧が少ないんです。選手らの能力を存分に伸ばして私立を倒すという一つのやりがいがありますよね。公立が成果を出せるのは茨城らしいなと思います。

     私立を批判するつもりはありません。ただ近隣の自治体出身の選手がそろった石岡一が甲子園に出ることで、地域が活性化されるというのも、本来の高校野球の姿ではないかと思うんです。

     ◆最後に石岡一の選手にアドバイスを。

     甲子園は特別な場。どうしても、気持ちが舞い上がってしまう。技術や精神面を平常に保ってプレーができるか。4~5点のリードなんてあっという間に逆転されてしまいますから。気負わず、甲子園でプレーできることを存分に楽しんできてほしいですね。


     ■人物略歴

    もちまる・しゅういち

     国学院大卒。1966年に竜ケ崎一の選手で夏の甲子園出場。監督として同校のほか藤代、常総学院、専大松戸と、率いた全ての高校を春夏通算計8度の甲子園出場に導いた。県立校では日本史の教諭を務めた。

    毎日新聞のアカウント

    4月3日の試合

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