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飛翔

センバツ山梨学院 第1部・道のり/5 関東大会 千葉1位中央学院戦 県大会の反省生かす /山梨

2018年関東大会の中央学院戦で、山梨学院の小吹選手(中央)が本塁打を放ち生還=甲府市で、金子昇太撮影

 <第91回選抜高校野球>

    相手を分析、新戦力も台頭

     センバツ出場の重要な参考資料となる秋の関東大会で、山梨学院は千葉を1位通過した中央学院と初戦で対戦することになった。開幕直前、選手たちは寮の一室でテレビを囲み、中央学院の戦いぶりを分析した。「制球が乱れる時がある。打てない球ではない」。甲子園経験者の菅野秀斗二塁手(2年)は相手投手の映像を見て思った。

     新チーム始動後、菅野選手は、スイングの起点となる「トップ」の位置を拳一つ分、上げた。長打を打つためだったが、県大会で「納得したバッティングはなかった」。関東大会までの3週間で、思い切って元に戻した。

     2番に座った中央学院戦。一回、チーム初ヒットとなる右翼線への二塁打で出塁し、4番、野村健太左翼手(同)の左中間越え本塁打で生還した。2点を先制し、吉田洸二監督は「入りは最高。選手たちの実力が出し切れる試合になる」と感じた。

     新戦力も台頭した。佐藤裕士投手(同)は試合当日、公式戦初となる先発を言い渡され「緊張はなかった。やってやる」と意気に感じた。

     県大会は5試合で計7イニングの登板にとどまった。決め球のスライダーが甘く入って打たれた経験を反省。球がばらつかないよう肘の位置や投球動作に入った時の姿勢にチェックポイントを設け、制球を磨いた。強豪相手に公式戦では自身最長となる6イニングを投げ、1失点でまとめて勝利に貢献した。

     県大会5試合で10打数無安打だった小吹悠人遊撃手(1年)は、六回に高校生になって初めての本塁打を記録した。「ボールを上からたたくイメージでバットを振れ」。コーチのアドバイス通り、インコース直球を振り抜いた。

     最終スコアは、7-2。吉田監督は試合後、報道陣に「まさか勝つとは思っていなかった」と謙遜した。【金子昇太】=つづく

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    4月3日の試合

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