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常笑高商

戦力分析/上 「コツコツネバネバ」合言葉に攻撃 得点、どこからでも /香川

 <第91回選抜高校野球大会 センバツ>

     悲願のセンバツ優勝へ向けて日々練習に励む高松商の選手たち。昨秋の県大会、四国大会、明治神宮大会の公式戦11試合の成績を参考に、チームの戦力を攻撃・守備の2回に分けて分析する。【潟見雄大】

     長尾健司監督が掲げた合言葉「コツコツネバネバ大作戦」に基づき、逆方向へ低い打球▽ボール球に手を出さない--という意識を徹底。つなぐ野球で勝ち上がってきた。長打力はないが、チーム打率は3割2分5厘。どこからでも得点を狙える攻撃力で、強豪を次々撃破した。

     1番を打つのは主将の飛倉爽汰選手(2年)。飛倉主将は昨秋の県大会前に打撃フォームを変更。バットを上から下へ振り下ろす「ダウンスイング」から、水平に振る「レベルスイング」にした。「ボールを芯で捕らえられる確率があがったし、飛距離も伸びた」と手応えを語る。11試合で20安打を記録し、二塁打も4本放った。

    2018年秋の神宮大会の八戸学院光星戦で本塁打を放つ高松商の立岩知樹選手=東京都新宿区の明治神宮野球場で、潟見雄大撮影

     チーム一の長打力を誇るのは昨秋5試合で4番を任された立岩知樹選手(同)。明治神宮大会の八戸学院光星(青森)戦で本塁打を放つなど力強さが魅力だ。5番の浅野怜選手(同)は勝負強く、チームトップの11打点を挙げ、打率も同じくトップの5割を誇る。

     下位打線にも実力者が並ぶ。主に9番を任された新居龍聖選手(同)は8打点を挙げ、明治神宮大会の星稜(石川)戦では本塁打も放っている。7番の谷口聖弥選手(1年)は選球眼が良く8四球を選び、好機を作り出した。

     公式戦11試合で犠打は34と手堅く攻めた。盗塁は18を記録したがそのうち飛倉主将が8個。他の選手の盗塁数も増えれば攻撃の選択肢はさらに広がる。長尾監督は「もっと走れる選手が増えてほしい」と期待する。

     課題は長打力だ。明治神宮大会では相手チームとの打球速度の差が歴然だった。好投手を攻略するためには速いボールに振り負けない力が必要になる。選手たちは筋力トレーニングや重いバットを使った打撃練習に取り組み、克服に挑んでいる。

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    8月17日の試合

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