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センバツ平成の名場面

/24 第73回大会(2001年) 名将、再び全国制覇に導く

閉会式で場内を一周する優勝した常総学院と準優勝の仙台育英の選手たち=2001年4月4日、大西達也撮影

 2001(平成13)年の第73回大会を制したのは常総学院(茨城)。チームを率いたのは、1984(昭和59)年夏の甲子園決勝で、「KKコンビ」として名をはせた桑田真澄投手(元巨人など)、清原和博内野手(元西武など)が投打の主軸だったPL学園(大阪)を破り、取手二を茨城県勢初の全国制覇に導いた木内幸男監督だった。

     初戦の2回戦で南部(和歌山)に0-7から大逆転勝利。準決勝はエース野間口貴彦投手(元巨人)を擁する関西創価(大阪)に延長十回サヨナラ勝ちし、7年ぶり2回目の決勝に進出した。

     どちらが勝っても初優勝となる決勝の相手は仙台育英(宮城)。春のセンバツでは東北勢で初めて決勝に名乗りを上げ、悲願である優勝旗の白河の関越えを目前にしていた。

     常総学院は、初戦から全試合完投していた仙台育英の大黒柱・芳賀崇投手に序盤から襲いかかった。同点の三回、スクイズと三浦将志外野手の2点適時二塁打で3点勝ち越し。五回にもスクイズを絡めて2点を奪うなど、芳賀投手に長短16安打を浴びせて計7点を挙げた。

     投げては、主将で左投げの村田哲也中堅手を六回と七回に2度救援のマウンドに送り、仙台育英の反撃を最少失点で切り抜けた。九回の最後の攻撃も1点差でかわし、逃げ切った。

     仙台育英は芳賀投手の不調が誤算。2点差に追い上げ、なお続いた七回1死満塁の好機で、村山徹外野手のライナーが三直併殺となる不運もあり、涙をのんだ。=つづく


     ▽決勝

    常総学院 103020001=7

    仙台育英 100101102=6

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