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第91回選抜高校野球

体格差補う、練習の虫 夢舞台開幕、心待ち 石岡一、唯一の女子部員・浜田芽里選手(1年) /茨城

男子部員に交じって練習に励む石岡一の浜田芽里選手=茨城県石岡市石岡1で、川崎健撮影

 <第91回センバツ>

     第91回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場する石岡一に、男子に交じって練習に励む女子部員がいる。浜田芽里(めりい)選手(1年)だ。日本高野連は女子の選手登録を認めておらず、甲子園ではベンチ入りできないが、浜田選手は「甲子園は憧れの夢舞台。ずっと行ってみたかった」とセンバツ開幕を心待ちにしている。【川崎健】

     浜田さんは兄の虎太郎さん(20)と龍寿(りゅうじゅ)さん(18)がともに石岡一野球部OB。兄2人の影響を受け、小学1年の時から石岡市内の少年団で野球を始めた。石岡市立八郷中学校でも唯一の女子部員として野球部に所属。昨春から石岡一の二塁手として汗を流す。

     普段から打撃練習や守備練習などほとんど男子部員と同じメニューをこなしており、短距離ダッシュや体幹トレーニングなどにも取り組む。野球を始めた頃から男子に交じって練習してきた。だが、高校に入学してから「腕力や走力に差を感じるようになってきた」と体格差を実感することが増えてきた。

     ランニングで集団の後方になってしまうこともあるが、「負けず嫌い」と自負する性格もあり「野球を辞めたい」と思ったことはないという。男子との体格差を埋めるため、補食や筋力強化にも積極的に取り組み、練習が終わった後も、自宅近くで兄からノックを受けて守備練習に励む。

     前向きな姿勢に川井政平監督(44)も「本当に野球が好きで、向上心が強く何事にも手を抜かない選手。男子部員も見習うべき点がある」と評価する。

     「女子プロ野球選手になる」との目標に向かって努力する浜田選手は「つらいときもあるけれど、みんなのおかげでここまでやってこられた。テレビで見てきた甲子園にいけるなんてうれしい」と話し、笑顔で額の汗を拭った。

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