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センバツ平成の名場面

/29 第76回大会(2004年) ダルビッシュ無安打無得点

熊本工戦で無安打無得点試合を達成した東北のダルビッシュ有投手=2004年3月26日、山本晋撮影

 2004(平成16)年の第76回大会では、東北(宮城)のダルビッシュ有投手(米大リーグ・カブス)が1回戦の熊本工戦で無安打無得点試合(ノーヒット・ノーラン)を達成した。センバツでは、1994(平成6)年の第66回大会で金沢(石川)の中野真博投手が江の川(現石見智翠館=島根)戦で達成して以来、10年ぶり12人目。甲子園では夏も含めて、ダルビッシュ投手以降、無安打無得点試合は生まれていない。

     194センチの長身右腕は、最速147キロの直球と切れ味鋭いスライダーで打者をなで斬りにした。三、四回の6者連続を含め、計12奪三振。2三振を喫した熊本工の4番・木村拓内野手は「スライダーは真っすぐかと思うほど速く、ボールゾーンに急に逃げる。腕の振りも速球と変わらない」と話した。

     許した走者は、失策と2四球による3人だけ。九回も淡々と投げ続け、記録の重圧を感じさせなかったダルビッシュ投手は試合後も「ただ打たれなかっただけ」と冷静に振り返った。

     高校時代、春夏の甲子園に4回出場したダルビッシュ投手。高校2年の03(平成15)年春は初戦の2回戦で1失点完投を果たすも、3回戦で花咲徳栄(とくはる)(埼玉)に6回9失点で敗退。同年夏は決勝まで進んだが、常総学院(茨城)に屈した。

     主将となった高校3年の04年春は快投で滑り出し、2回戦でも優勝候補の大阪桐蔭相手に6回2失点で勝利に貢献。しかし、右肩に張りがあったため、準々決勝の済美(愛媛)戦には登板せず、チームも敗れた。最後の夏は1、2回戦で連続完封した後、3回戦で千葉経大付に延長戦の末に惜敗した。=つづく


     ▽1回戦

    東北  020000000=2

    熊本工 000000000=0

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