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センバツ平成の名場面

/34 第78回大会(2006年) 斎藤佑樹、甲子園デビュー

関西との再試合で最後の打者を打ち取り、こぶしを握る早稲田実の斎藤佑樹投手=2006年3月30日、梅村直承撮影

 2006(平成18)年の第78回大会には、同年夏の甲子園で「ハンカチ王子」のニックネームで人気者になった早稲田実(東京)の斎藤佑樹投手(日本ハム)が登場した。

     1回戦で北海道栄を4安打完封した斎藤投手は2回戦の関西(かんぜい)(岡山)戦にも先発。点の取り合いとなり、7-4とリードして九回裏の関西の攻撃を迎えた。無死満塁から主将の4番・安井一平内野手に三塁打を浴び、同点。サヨナラ負けの大ピンチに追い込まれたが、連続敬遠で満塁策を取り、後続を断った。その後は両校譲らず、延長十五回引き分け。2投手が継投した関西に対し、完投した斎藤投手の投球数は231球に及んだ。

     翌日に組み込まれた再試合。斎藤投手は三回からロングリリーフした。2-3と1点リードされた早稲田実九回表の攻撃。1死一塁から5番・船橋悠外野手の右前打を相手外野手が後逸する間に2者が生還し、逆転した。その裏、2死満塁で再び安井内野手と対決した斎藤投手は捕邪飛に仕留め、試合終了。早稲田実は24年ぶりに8強入りし、春夏通算50勝目を挙げた。

     斎藤投手は夏の選手権決勝で3連覇を狙った駒大苫小牧(南北海道)の田中将大投手(米大リーグ・ヤンキース)と投げ合い、1-1でまたも延長十五回引き分け。翌日の再試合も完投し、4-3で制して母校を夏の甲子園初優勝に導いた。=つづく


     ▽2回戦

    早稲田実

      000021301000000=7

      001010203000000=7

    関西

     (延長十五回規定により引き分け)

     ▽同再試合

    早稲田実

      001010002=4

      000000120=3

    関西

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