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センバツ平成の名場面

/47 第86回大会(2014年) 出場38回目、悲願の春制覇

センバツ初優勝を決め、喜ぶ龍谷大平安の選手たち=2014年4月2日、貝塚太一撮影

 2014(平成26)年の第86回大会は龍谷大平安(京都)が38回目の出場で悲願の初優勝、春夏通算最多の出場70回目を偉業で飾った。全国制覇は夏の3回を含め4回目で、校名が平安だった1956(昭和31)年の選手権以来、58年ぶり。春夏通算勝利数を96に伸ばし、131勝で1位の中京大中京(愛知)に次ぎ、2位のPL学園(大阪)に並んだ(いずれも当時)。

     箕島(和歌山)と浪商(現大体大浪商=大阪)が顔を合わせた第51回大会以来、35年ぶりに近畿勢同士の対戦となった履正社(大阪)との決勝。前年秋の近畿地区大会準決勝でも勝っている龍谷大平安が大舞台でも巧みな試合運びを見せた。

     一回、履正社の溝田悠人投手の立ち上がりを攻め、1番・徳本健太朗外野手が三塁打で出て、2番・大谷司外野手の内野安打で還り、5球で先制。さらに押し出し死球で、計2点を先取した。

     その後も着実に加点し、守っては先発左腕・高橋奎二投手(ヤクルト)から三回途中で左腕・元氏玲仁投手にスイッチ。2点リードの八回には1死満塁のピンチで3番手左腕・犬塚貴哉投手が2ボールにしたところで背番号1の右腕・中田竜次投手を投入した。中田投手は初球ボールで3ボールとなったが、落ち着いて投球し、履正社の永谷暢章投手を空振り三振。続く辻心薫(もとまさ)内野手を投ゴロに打ち取り、最大の難所を乗り越えた。

     「本気で日本一を狙っていた中で、選手たちが淡々と普段通りにプレーしてくれた」と原田英彦監督。古豪復活を強く印象付けた。=つづく


     ▽決勝

    龍谷大平安

      201100002=6

      010010000=2

    履正社

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    4月3日の試合

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