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応援に感謝、伝統にプライド 平成最後のセンバツ、意気込み新た 組み合わせ決定

抽選で最後に札を引き番号を読み上げる札幌第一の主将=大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで2019年3月15日、中村真一郎撮影

 「平成最後の甲子園」の組み合わせが、15日決まった。大阪市内で開かれた、第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の抽選会。23日の開幕日に、一昨年準優勝の履正社(大阪)と、今大会の主将アンケートで優勝候補筆頭に挙がった星稜(石川)が対戦するなど注目カードが次々と決まった。出場32校の主将がくじを引き、対戦相手が決まる度に会場にはどよめきが広がるとともに、監督や選手らは表情を引き締めた。【石川勝義、姜弘修、矢倉健次】

対戦が決まった履正社の野口海音主将(左)と星稜の山瀬慎之助主将=大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで2019年3月15日午前10時4分、山田尚弘撮影

優勝候補筆頭・星稜は開幕日に登場

 昨秋の明治神宮大会の覇者で、創部10年目で春夏を通じ初の甲子園となる札幌大谷(北海道)は、第2日に米子東(鳥取)と対戦する。飯田柊哉(しゅうや)主将(2年)は「相手は部員が少ない分、絆が強いはずだが、自分たちも負けていない。日程が決まったのでギアを一つ上げて練習に取り組む」。船尾隆広監督(47)は「相手はどこになっても、特に気にしていなかった。準備をしっかりして、今まで以上に選手を後押ししたい」と抱負を述べた。

 21世紀枠で同様に初出場の石岡一(茨城)は第3日に登場。酒井淳志主将(2年)は「家族、指導者、地域の方々などさまざまな人の応援があり、やっと出場できた」と語り、盛岡大付(岩手)との初戦に向け「観戦している人に元気を与えられるような力強いプレーで勝ち上がっていきたい」と意気込んだ。

 筑陽学園(福岡)の江原佑哉主将(2年)も「出場が決まってから通学中に『頑張れよ』と声を掛けられるようになった。甲子園ではプレッシャーを感じずに初出場らしいフレッシュなプレーを見せ、地元の期待に応えたい」と話した。

 一方、歴代最多41回目出場の龍谷大平安(京都)は第3日が初戦。水谷祥平主将(2年)は「伝統校として恥ずかしい試合はできない。チームの持ち味である元気、負けん気を前面に出し、支えてくださる方たちに『よう頑張ったなあ』と言ってもらえる大会にする」とアピールした。

 平成最初の61回大会を制した東邦(愛知)は、第4日に21世紀枠の富岡西(徳島)と戦う。東邦の石川昂弥主将(2年)は、昨年12月に遠征先で富岡西の投手をブルペンで見たといい、「いい球を投げていた。そんなに打てないと思うが、しっかり抑えて勝ちたい。平成最後も優勝して締めくくりたい」と力強く語った。

選手宣誓を引き当てた広陵の秋山功太郎主将=大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで2019年3月15日午前9時39分、幾島健太郎撮影

 開幕日の星稜(石川)戦に臨む履正社(大阪)の野口海音(みのん)主将(2年)は「相手は強いチームだということは分かっている。どのみち当たる相手だと思っていたので、それが初戦になっただけ」。初の全国制覇に向け、「挑戦者という気持ちで戦いたい」と決意を口にした。

選手宣誓の広陵・秋山主将「びっくりだけ」

 選手宣誓は広陵(広島)の秋山功太郎主将(2年)に決まった。くじが当たった瞬間、驚いた表情で右手を挙げた。感想を問われると「避けたかったです。びっくりだけです」と打ち明けつつ、「チーム全員で考えて、いいものをつくりたいと思います」と意気込んでいた。

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