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第91回選抜高校野球

バットと目線、同じ高さで 明石商、狭間流練習でバント量産 /兵庫

顔の正面で球をとらえる独特の構えでバント練習をする明石商の選手たち=兵庫県明石市の同校で、黒詰拓也撮影

 <センバツ2019>

     センバツ第5日の27日に1回戦で国士舘(東京)との対戦が決まった明石商。投手を中心に守り切る野球を身上とする両チームだけに、いかに好機でバントを決められるかが勝敗を分けそうだ。明石商はバントを多用することで知られるが、冬場は顔の正面で球をとらえる独自の基礎練習を取り入れ、技術を磨いてきた。【黒詰拓也】

     昨年末のある日、ノック練習を終えた部員たちが投手役と打者役の2人1組になり、バント練習を始めた。打者は5メートルほど離れた投手に正面を向いて立つと、バットを目線の高さで水平に固定した。投球に合わせて、打者は両膝を曲げたり伸ばしたりしてバットの高さを調整し、目の前で球をとらえて丁寧に転がした。

     この独特な練習の意図について、狭間善徳監督は「目線の近くで球を当てる感覚を体に染み込ませるのが狙い」と語る。目線とバットを同じ高さに合わせれば、球を当てるのが簡単になるという。選手たちも慣れたもので「怖くないですよ」と笑顔で語った。

     明石商打線は昨秋の公式戦9試合で28個ものバントを決めた。壺阪圭祐コーチは「相手がバントを警戒している中でも確実に決めるため、緊張感を持って日々練習している」と話す。

     「攻撃の流れを加速させるために、バントは1回で決めるべきだ」と常に確実なバントを求める狭間監督。磨き上げた技術でナインは初戦突破を目指す。

    〔神戸版〕

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