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コントロールで活路 龍谷大平安エース・野沢、節目の勝利

【龍谷大平安-津田学園】龍谷大平安の先発・野沢=阪神甲子園球場で2019年3月25日、山田尚弘撮影

第91回選抜高校野球 ○龍谷大平安2-0津田学園●(25日・甲子園)

 直球は走らない。スライダー、カーブといった変化球の曲がりも良くない。龍谷大平安の左腕・野沢は本調子に程遠かったが、11イニングでスコアボードに「0」を並べた。原田監督は「野沢のおかげ。背番号1が大きく見えた」と、わずか4安打で完封したエースをたたえた。

 2日ほど前から胃腸の調子を崩した影響で「体重が1~2キロ落ちた」と野沢。体に力が入らなかった。昨秋の東海大会では4試合中3試合で2桁安打を放ち、打ち勝つ野球を目指す津田学園が相手。活路を見いだしたのが、コントロールだ。四死球は四回に与えた二つだけ。長打を警戒しながらコースに投げ分けることに集中した。

 不調は配球でもカバーした。五回2死三塁。左打者の1番・大音には5球続けて外角に投じる。「(打者に)インコースへの意識を消させたかった」と捕手の多田。6球目に内角を攻めて、空振り三振に仕留めた。後半にかけては、体が開かないように下半身に力をためてから投球することを心がけ、制球の乱れを防いだ。

 昨夏の甲子園初戦で、龍谷大平安は史上2校目の春夏通算100勝に到達。今回は京都勢として、春夏通算200勝目を挙げた。野沢は「九回で終わりたかった」と本音も漏らしたが、古豪のエースが節目の勝利で輝いた。【藤田健志】

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