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明石商 成長した2年生エース中森 腹筋300回と背筋200回で体幹鍛え

【国士舘-明石商】明石商の先発・中森=阪神甲子園球場で2019年3月27日、徳野仁子撮影

 ○明石商7―1国士舘●(27日・甲子園)

 9安打を浴び、明石商の狭間監督は「2、3失点してもおかしくなかった」と振り返る。それでも、粘り強く1失点にまとめて完投した背中に、2年生右腕・中森の成長の跡が詰まっている。

 一回は先頭への初球に自己最速の146キロをマークするなど力で押して3者凡退に抑えたが、その後は七回まで毎回安打を許した。ただ「要所ではきっちり低めに集められた」と捕手の水上。右打者はスライダー、左打者にはチェンジアップと外角に逃げる球を有効に使い、連打は失点した四回だけだった。

 2日前に先発を告げられた際、狭間監督から「九回までペース配分を考えて投げろ」とテーマを与えられたという。だからこそ、「絶対に点を取られたくなかった」という一回は全力投球。「『あと2回だから』と思って力を入れた」という八、九回は、再び力強い速球と鋭く落ちるスプリットがさえ、計3三振を奪っていずれも3人で片付け、ラストスパートを決めた。

 141球を投げ抜いての甲子園初完投に中森は「冬にしっかり体幹作りをやってきたから投げ切れた」と力を込める。冬場は毎日、腹筋300回と背筋200回をこなしてきた。その努力を知るだけに、狭間監督は「ここで(1試合を)投げ切れなければ先はないと思っていた」と、期待に応えた右腕をほめた。

 当の本人は「高めに浮く球もあった。もっと低めに投げないと」。決して満足しない姿勢は、更なる成長の源になる。【平本泰章】

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