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友情と信頼、そして勝利 呼吸ぴったり大分バッテリー 監督も感動

【松山聖陵-大分】1失点で勝利し、笑顔でタッチを交わす大分の先発・長尾(右)と捕手・江川=阪神甲子園球場で2019年3月27日、徳野仁子撮影

 ○大分4―1松山聖陵●(27日・甲子園)

 小学5年からバッテリーを組む2人の呼吸はぴったりだった。大分の右腕・長尾が投じた球は捕手・江川が構えたミットに吸い寄せられるかのように収まった。

 八回に1点を失い、なおも1死一、二塁のピンチ。松山聖陵の6番・新城を迎え、江川は右打者に効果的だった外角直球を要求した。「体はきつかったが、集中力だけは切らさないようにした」と長尾。指示通りに3球続けて投げ込み、最後も外角いっぱいの直球で見逃し三振に仕留めた。次打者も遊飛に打ち取り、最少失点で切り抜けた。

 最速が133キロの長尾にとって制球力が生命線だ。その制球力を磨くため、2人は毎日のようにブルペンに入って、ボール1個分の出し入れを意識して投げ込んできた。江川と信頼し合っているからこそ、長尾が試合でサインに首を振ることはない。六回まで4度、得点圏に走者を許しても、内外に丁寧に投げ分けて、ホームを踏ませなかった。

 2014年と16年に出場した夏の甲子園はいずれも初戦で敗れた。「息の合った投球だった。感動している」と感慨深げに話した松尾監督。初めて臨んだセンバツの舞台で価値ある1勝を手にした。【長田舞子】

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