メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

頂点に挑む

19’センバツ龍谷大平安 故郷に姿届ける 小林史拓記録員(3年) /京都

 第91回選抜高校野球大会で1回戦を突破した龍谷大平安の小林史拓記録員(3年)はチームで唯一、福島県の出身。捕手として活躍した中学時代の軟式野球のチームメートには、福島第1原発事故の被災者もおり「自分がここで頑張っている姿をテレビで見て、地元が少しでも元気になってもらえればうれしい」と話す。

     小林記録員は郡山市立第一中と郡山市の選抜でプレーし、中学では県内の双葉町から避難した二塁手、選抜では大熊町から避難した投手と共にプレーした。

     龍谷大平安が2014年のセンバツで優勝した時「細かい、洗練された野球」をテレビで見て憧れ、つてをたどって入学した。だが捕手の競争は激しく、現チーム発足時に選手としてベンチ入りできる可能性は少ないと感じ、自ら志願して記録員に。打撃練習での捕手や対戦相手の分析資料づくりもこなし、試合中は投手の球数などを的確に答える。

     被災した仲間2人は共に郡山市内の高校に進学して甲子園を目指しているが、まだ実現していない。昨年末には無料通信アプリ「LINE(ライン)」で「たぶん甲子園でベンチ入りする」と連絡。かつての仲間の健闘を祈りつつ、自分の役割に徹する。【矢倉健次】

    〔京都版〕

    毎日新聞のアカウント

    4月3日の試合

    話題の記事

    関連サイト