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「美爆音」勢い、星稜のみ込む 習志野吹奏楽部 近隣からは苦情も

日章学園戦で新曲「ビューティフル・スマイル」を演奏する習志野高校吹奏部=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2019年3月24日

第91回選抜高校野球2回戦 ○習志野3-1星稜●(28日・甲子園)

 習志野の三塁側アルプス席から「美爆音(びばくおん)」が響き渡った。全国屈指の同校吹奏楽部が奏でる応援は大迫力の音量ときれいな音色を兼ね備え、数年前から広く注目された。10年ぶり出場の今大会でも、ツイッターやユーチューブなどSNSも含めて話題になっている。

 厄介なのは相手側だ。連係プレーなど指示の声がかき消され、選手には大きなプレッシャーとなる。アルプス席に音量規定はなく、星稜は「美爆音」に慣れるため、習志野の1回戦を甲子園で観戦する対策を講じた。

 だが、やはり本番は違った。左翼手の有松は「(相手アルプス席の)勢いがすごくてのみ込まれてしまった」と振り返る。ベンチも普段は声を出して盛り上げるが、隣の人の声が聞こえないため、その声が少なかったという。山下智将(としまさ)部長は「モチベーションを上げるために声を出せと言ったけど、それ(盛り上げる声)がなかった」。接戦でも普段のようにムードを高められなかったようだ。

 日本高校野球連盟によると、この日はあまりの大音量に近隣住民から複数の苦情があり、習志野に急きょ、音を小さくするよう要請したという。竹中雅彦事務局長は「禁止事項ではないので(次戦は)従来通り」と説明する。優勝候補の星稜ものみ込まれた空気を、果たしてどこが打ち破るのだろうか。【新井隆一】

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