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「敵に塩」ならぬ「相手投手に水」 仙台育英・小濃が星稜・荻原に「まだ先が長いんだから」

【星稜-仙台育英】七回裏、星稜の荻原(左)に飲み物を渡す仙台育英の小濃=阪神甲子園球場で2019年8月18日、森園道子撮影

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〇星稜17-1仙台育英●=18日・阪神甲子園球場(第101回全国高校野球選手権大会・準々決勝)

 阪神甲子園球場で18日に行われた第101回全国高校野球選手権大会の準々決勝の星稜(石川)―仙台育英(宮城)戦で、攻撃側の選手がマウンド上の相手投手に飲み物を渡しに行く珍しい場面があった。

 星稜が8点リードで迎えた七回の守りで、2死後に先発右腕・荻原が1番・中里に3球目を投じた後、右手首がつってタイムがかかった。この様子を三塁側ベンチで見ていた仙台育英の4番・小濃は、自分が飲もうと持っていたスポーツドリンク入りのコップを手にマウンドまで走り、「まだまだ先が長いんだから飲んでおけ」と手渡した。荻原は「すみません。ありがとうございます」と飲んだ。

 小濃によると、仙台育英の選手が宮城大会で死球を受けた際、相手チームの選手に冷却スプレーをかけてもらったことがあり、選手間で「似た場面があったら自分たちもやろう」と話していた。小濃は荻原と話したことはなかったが、「相手は2年生で来年もある。けがで野球人生が終わったら良くないと思った。当たり前のことを当たり前にやっただけ」と涼しい顔で振り返った。

 試合は星稜が17―1で勝利。荻原は七回限りで降板した。仙台育英の挙げた1点は、小濃が四回に放った右越えソロによるものだった。【石川裕士】

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