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熱戦を終えて~監督・主将コメント

明石商・狭間監督「エース級2人難しい」 好投手揃え4強も、公立の厳しさ吐露

明石商の狭間善徳監督=韓光勲撮影

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 第101回全国高校野球選手権大会は第13日の20日、準決勝第1試合で履正社(大阪)が7-1で明石商(兵庫)を降し、初の決勝進出を決めた。明石商の狭間善徳監督は「高めの球を振らないよう指示したが、手が出てしまった。」と敗因を語った。狭間監督の主な談話は次の通り。【韓光勲】

いいプレー、自然と体で表現してしまう

 完敗だ。履正社の打撃が一枚も二枚も上手だった。中森投手は不器用なところがあり、一回は上半身と下半身がかみ合っていなかった。一回の4失点がなければ、勝負にはなっていたと思う。打撃では、高めの球を振らないよう指示したが、手が出てしまった。2ストライクから高めを振りすぎてしまったのが予想外だった。

 (大会期間中、中森投手を休ませながら起用したのは)勝てそうな投手陣を作れたから、休ませることができただけ。球数制限の話ではない。公立高校でエース級の投手を2人作るのは現実的に難しい。もし1人しか投手がいないなら、その選手に託すしかない。もし決勝進出していれば、(休養日で)1日あくので、(決勝でも)中森投手を起用しようと考えていた。

 (ガッツポーズは)いつも選手に怒ってばかりの監督が、試合でいいプレーが出た時に体で喜びを表現すれば、選手たちは調子に乗ってくれるのではないかと思った。自分の子供(のように思う選手たち)がいいプレーをすれば、自然と体で表現してしまうものだ。

 子供たちはよくやった。準決勝まで来られたのは本当にうれしい。大きく成長してくれた。ただ、監督として勝たせてやれなくて申し訳ない。

 選手たちには「泣くなら勝って泣け。自分の親が死んだ時にだけ泣け。試合で負けたくらいで泣くのはみっともない」と伝えていた。これからの人生で、泣きたいことなんかいくらでもある。子供たちには笑って過ごしてほしい。

 3年生と一緒に野球ができなくなるのは寂しい。自分の下で「野球をやりたい」と入学してくれた選手たちだ。(1年の)365日のうち360日くらいを練習で一緒に過ごしてきた。苦しい練習だったと思う。「ありがとう」と伝えたい。

 チームが弱かった頃から、先輩たちは「もっと上に行きたい」と必死にやってきた。(明石商に赴任してから)13年間、先輩たちが積み上げてきたものの上に、今のチームがある。来年に向け、また明日からやっていく。休む暇はない。

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