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高校野球

秋季東海地区県大会 きょう開幕、25校熱戦 静岡、知徳、浜松西…実力伯仲、混戦予想 /静岡

【東部大会・沼津商-星陵】適時打で沼津商の選手が生還=静岡県沼津市の愛鷹球場で、池田由莉矢撮影

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【中部大会・静岡商-静岡学園】適時打で生還した静岡商の選手が仲間とハイタッチ=静岡市の草薙球場で、池田由莉矢撮影
【西部大会・常葉大菊川-浜松西】ピンチの場面でマウンドに集まり、気合を入れる浜松西の選手たち=静岡県掛川市の掛川球場で、大谷和佳子撮影

 第72回秋季東海地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞静岡支局後援)は14日、静岡市駿河区の草薙球場など4球場で開幕する。三つの地区大会を勝ち上がった各8校に、今夏の県大会を制した静岡を加えた計25校が熱戦を繰り広げる。上位3校は岐阜県で10月26日から開催される東海地区大会に出場する。大会結果はセンバツの出場校を決める参考資料にもなる。各チームの戦力や特徴を紹介し、大会を展望する。【池田由莉矢】

    チーム戦力と大会展望

     1、2年生の新メンバーで臨む秋季県大会は、どのチームも発足から間もなく、実力が伯仲しており、混戦が予想される。

     中部大会は夏の県大会を制して甲子園に出場した静岡が決勝で、夏の県大会8強の静岡商を7―0で降して優勝した。静岡は夏の勢いを維持しているように見えるが、栗林俊輔監督は「新チームは順調に成長しているが、まだ練習が必要」と評価。「苦しい場面を支えた3年生が抜けたが、一戦一戦をしっかり勝っていく」と気を引き締める。夏の甲子園のマウンドでも好投した松本蓮投手(2年)が主戦となる。

     東部大会を10年ぶりに制した知徳は、夏の県大会を経験した選手が1人のみ。だが、初鹿文彦監督は「思い切りの良い選手が多く、思った以上に野球ができる」と話す。選手一人一人の個性を生かした上で、チームとして足りないところを補い合う「人柄野球」を掲げて頂点を目指す。

     西部大会を勝ち抜いた浜松西は、地区大会準決勝で昨年の夏の甲子園出場校・常葉大菊川に逆転勝ちし、自信を深める。佐藤光監督は「西部大会は粘り強く戦って成長してきた。県大会はどのチームも強い。どれだけ自分たちの力が発揮できるか挑戦したい」と意気込む。

     昨年の秋季県大会優勝校の御殿場西は、東部大会の初戦で負け、敗者復活戦を勝ち上がって出場を決めた。石田一希部長は「打線はずば抜けた選手がいないが、つないで得点を稼ぐ。1、2年生はコミュニケーションを重ね、結束は固い」と話す。常葉大菊川、今夏の県大会準優勝の駿河総合はシードを逃したものの上位進出を狙う。

     2015年に学校統合で創部された浜松湖北は唯一の初出場校。黒沢亮太監督は「継投で失点を抑え、強い相手にも挑戦していく」と抱負を語る。


     ■出場校紹介

     ※かっこ内は地区大会の順位

     ◆東部地区

    知徳(1位)

     攻守の中心は、夏を経験した井深。「人柄野球」を目標に、個性を生かし、能力を上げ、その力を結集させる。

    沼津東(2位)

     全選手17人のうち2年生は6人。1年生を交えたチームワークは良く、接戦をものにしてきた。タフな投球が持ち味の森田が主戦。

    加藤学園(3位)

     主戦の肥沼が精神的に成長し、主将の勝又が打撃をつなぐ。引退した3年生が練習に参加し、新チームをサポート。

    沼津商(4位)

     左腕・小針はけがを克服し、多彩な変化球が特徴。夏から守備が安定。攻撃はつないで着実に1点を取る。

    御殿場西(5位)

     夏休みの練習で走攻守全てがレベルアップした。磯部、内海が攻撃の中心。自ら動く攻撃的な守備を目指す。

    桐陽(5位)

     夏の大会のメンバー入り選手がチームを引っ張る。盗塁阻止率の高い捕手の大塚がチームの要。

    飛龍(5位)

     山本は東部大会3本塁打の注目打者。チームのテーマは「氣力」。東部大会ではサヨナラ勝ちなど勝負強さを見せた。

    三島北(5位)

     第1打席の出塁率が高い藤村、勝負強い篠原が攻撃の要。東部大会では守備力の弱さをチャンスで畳み掛ける攻撃でカバー。

     ◆中部地区

    静岡(1位)

     夏の甲子園出場校。投手は左腕・松本と右腕・高須が中心。相羽が抜群のキャプテンシーでチームを引っ張る。

    静岡商(2位)

     夏の大会でレギュラーを逃した鈴木、杉山、山田が悔しさを糧に成長。打線は小技を絡めどこからでも得点できる。

    静清(3位)

     オーバースローの右腕・福井と左腕・粕谷が投手の中心。攻撃は長打を狙わず、「強くライナー」がスローガン。

    藤枝明誠(4位)

     捕手の伊藤と遊撃手の宇井が守備の中心。着実にアウトを重ねて守りからリズムを作り、小技を絡めた攻撃が特徴。

    東海大翔洋(4位)

     原を筆頭に投手は制球力で勝負する。打線は選球眼のある1番・伊藤から4番・石浦につなげるのが得点パターン。

    駿河総合(5位)

     場面に応じた打撃が光る窪田、ミート力と長打力を備えた小林が攻撃の中心。基礎練習で技術力と精神力の向上を図ってきた。

    島田商(5位)

     主将の増井は前チームからレギュラーで、技術面、精神面で周囲の信頼が厚い。広角に強打を放つ1年生の杉本がチームを引っ張る。

    清水西(5位)

     共に多彩な球種で打ち取る大場、宇佐美の2投手で地区大会を乗り切る。左打者・有度根はチーム一の出塁率。目標はベスト4。

    静岡学園(5位)

     夏の大会を経験した坂田と宮原は変化球を中心にした軟投派。OBのノック指導で守備力が大幅に向上。

     ◆西部地区

    浜松西(1位)

     長打力がある水野、西尾、藤原が打線の中心。「考える野球」を掲げ、たくましく、泥臭い野球を目指す。

    浜松開誠館(2位)

     打線全体に走力があり、積極的な攻撃で相手投手を乱して得点する。1番・衣笠、2番・小野田の出塁から得点につなげる。

    常葉大菊川(3位)

     自分たちで状況を考える野球を継続。夏の大会を経験した堀口、神谷は左右に打ち分け、攻撃の起点になる。

    浜松修学舎(4位)

     俊足・巧打の斎藤と広角に打ち分ける高橋が攻撃の要。毎朝学校周りのごみ拾いをするなど生活を見直し、謙虚な戦いを目指す。

    磐田東(5位)

     二俣は西部大会で打率5割を超え、強肩の捕手として活躍する。敗者復活戦から勝ち上がっており「下克上」を目指す。

    浜松商(5位)

     下位打線から好機を作る。増谷は難聴を抱えながらも努力と明るい性格でチームの中核に。投手の柴田は大けがから復帰。

    浜松湖北(5位)

     初出場。伊藤は安定した直球と変化球でゲームを作る。攻撃は1、2番が出塁して相手にプレッシャーをかけ、得点につなげる。

    聖隷クリストファー(5位)

     夏の大会初戦敗戦から、選手たちの精神力が向上。バントと盗塁を絡めて「ノーヒットでも1点」がチームの理想。

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