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秋季高校野球

県大会 決勝は仙台商VS仙台育英 東北大会出場決める /宮城

【仙台育英-仙台城南】三回表仙台育英2死三塁、笹倉(左)が右越え2ランを放ち、笑顔でベンチに戻る=仙台市民球場で

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 第72回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞仙台支局など後援)は21日、仙台市民球場で準決勝2試合があり、仙台商と仙台育英が決勝進出と秋季東北大会出場を決めた。

     仙台商は四回に佐藤圭悟(2年)の2点適時打で先制し、五回にも千葉滉太(同)と佐藤の連続適時打で3得点。6―5で古川工の追い上げを振り切った。仙台育英は四回まで毎回得点で、七回にも連打で仙台城南を突き放し9―0のコールド勝ち。大会8連覇に王手をかけた。仙台商の東北大会出場は19年ぶり5回目、仙台育英は8年連続33回目。

     22日は同球場で、午前8時半から東北大会出場の残り1枠を争う3位決定戦、同11時から決勝がある。いずれも雨天順延。【滝沢一誠】

     <仙台市民球場>

     ▽準決勝

    仙台商 000230100=6

    古川工 000001301=5

     (仙)斎―大和田

     (古)佐々木俊、小関―佐藤葵、板垣

    ▽二塁打 千葉(仙)岩崎(古)

    仙台育英 1221003=9

    仙台城南 0000000=0

     (七回コールド)

     (育)笹倉、伊藤、杉山、向坂―小野寺、亀田

     (城)阿部―石川

    ▽本塁打 笹倉(育)

    ▽三塁打 渡辺(育)

    ▽二塁打 向坂(育)

    3位決定戦全力で

     ○…仙台城南の丹野友貴主将(2年)は県大会7連覇中の絶対王者・仙台育英に挑むナインに向け、ベンチから声を張り上げた。新チームで4番打者を任されたが、南部地区予選初戦の柴田戦で左肩を脱臼。県大会出場を勝ち取った仙台向山戦には出たが、以降の試合は出場できなかった。準決勝は声援と伝令役でチームに尽くしたが、王者を前にコールド負け。「下克上のつもりで勝ちを目指したが、力が圧倒的に上だった」と悔やむ。次戦の古川工との3位決定戦はチーム初の秋季東北大会出場が懸かる。「全員野球で、全力で戦う」と前を向いた。


     ■白球譜

    2死満塁にも動じず 仙台商・1年 斎賢矢投手

    仙台商・斎賢矢投手(1年)

     1点リードの九回裏2死満塁。一打サヨナラの場面で外角にスライダーを投げ、相手打者を見逃し三振に切って取った。「絶対に抑えよう」という思いが形になり、マウンドで大きなガッツポーズを見せた。

     新チームでは、下原俊介監督の勧めでサイドスローに転向。中部地区予選が始まる直前の調整となり「不安もあった」というが、「スライダーの切れが良くなり、球速も6キロほど上がった」と成果を実感する。今大会は全試合マウンドに立ち、背番号1の浜田優斗(2年)とともに「守り勝つ野球」が持ち味の仙台商の大きな柱に成長した。

     下原監督は「ひょうひょうとしていて、あまり緊張しない」タイプと評価する。事実、五回と九回の2死満塁の場面でも、冷静にアウトを取り、ピンチを切り抜けた。この試合で4打点を挙げた佐藤圭悟(2年)は「1年生ながらここまで投げてくれて、2年生としても心強い」と話す。

     チームは19年ぶりの秋季東北大会出場を決め、51年ぶりの秋季県大会優勝に王手をかけた。仙台商は1960年代を中心に甲子園に春夏通算4回出場した。「一勝一勝して、その先のセンバツにつなげていきたい」と、古豪復活を誓う。【滝沢一誠】

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