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秋季高校野球県大会

青森山田、2年ぶりV 東奥義塾も東北大会へ /青森

【青森山田-弘前東】五回表青森山田2死一、三塁、新井山が左翼に適時打を放つ=青森市の県総合運動公園野球場で

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 秋季県高校野球選手権大会(県高野連主催、毎日新聞青森支局など後援)の決勝と3位決定戦が22日、青森市の県総合運動公園野球場であった。決勝は青森山田が弘前東を降して2年ぶり9回目の優勝を果たした。3位決定戦では、東奥義塾が八戸工大一を破り、東北大会出場の残り1枠を勝ち取った。

 決勝は、青森山田が三回に右安打で出塁した川原田が小牟田の内野ゴロの間に生還し、先制。五回には大坂、新井山が連続で適時打を放つなど3点を挙げて突き放し、6―3で弘前東を降した。

 3位決定戦では、東奥義塾が四回に芳賀の適時二塁打で1点を先取し、六回には打者9人の猛攻で一挙4点を挙げた。その後、3点を奪われるピンチも迎えたがリードを守り切り、八戸工大一に5―3で競り勝った。

 東北大会は10月11~16日に岩手県で開催。東北6県の代表校計18校が熱戦を繰り広げる。【平家勇大】

平常心で先制打

 ○…両チームとも無得点で迎えた3位決定戦の四回。2死一塁で打席に入った東奥義塾の芳賀は工藤監督からの「ライナーをイメージしろ」という言葉を反すうした。冷静に待った3球目。外寄りの直球をはじき返すとボールはレフトに。均衡を破る先制タイムリーとなった。

 これまでは好機で打てず悔しい思いをした。勝負どころでの弱さを克服しようと実戦を想定した打撃練習を重ねた。ボールカウントや走者がどの塁にいるかに応じ、どう判断すべきかを常に意識するうちに、どんな場面でも焦らずに打席に立てるようになった。

 チームは東北大会の最後の一枠を勝ち取った。「チャンスで打つ」。次戦に向け、心を引き締めた。

完投できる能力を 高橋主樹投手・青森山田(2年)

青森山田・高橋主樹投手(2年)

 先発を告げられたのは決勝前日。兜森監督から「力を出し切れよ」と鼓舞され、優勝に向け気持ちが高まった。五回に本塁打を打たれた場面では、冷静に後続を三振とライトフライに仕留め、相手チームに傾きかけた流れを断ち切った。

 この日、七回までを3失点に抑え、打撃では四回に適時二塁打を放ち1点を奪取。チームの勝利に貢献した。

 夏の県大会では初戦で先発を担ったが、その後、出番がないまま3回戦で敗退。自分の実力のなさを歯がゆく感じ、甲子園出場を果たせなかった3年生を思い、雪辱を誓った。

 夏の練習試合では県外の強豪にもまれ、自分が投げた試合で負けることもあった。実戦を経る中で意識したのは打たれた後の気持ちの切り替えだ。どんな場面でも弱気にならないよう自分に課した。

 課題は完投できる体力と精神力。東北大会までまだ時間はある。「チームを勝たせるピッチングをしたい」【平家勇大】


 <県総合運動公園野球場>

 ▽3位決定戦

東奥義塾

  000104000=5

  000003000=3

八戸工大一

 (東)山内、坪田、斉藤―原田

 (八)赤石―沢口

▽二塁打 芳賀、原田(東)宮古(八)

 ▽決勝

青森山田

  001131000=6

  000110100=3

弘前東

 (青)高橋、山村―新井山

 (弘)赤川、岩渕、山口直―藤田

▽本塁打 山口直(弘)

▽二塁打 高橋、八戸(青)藤田(弘)

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