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秋季高校野球県大会

決勝 常総学院2年連続V 霞ケ浦に8-1で逆転勝ち /茨城

【霞ケ浦-常総学院】四回裏常総学院1死一、三塁、吉成のスクイズで江幡が生還し3点目=茨城県ひたちなか市民球場で

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 第72回秋季関東地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞水戸支局など後援)は22日、ひたちなか市民球場で決勝戦を行い、第2シードの常総学院が第1シードの霞ケ浦に8―1で逆転勝ちした。常総学院の優勝は2年連続9回目。両校が出場する関東大会は10月10日、毎日新聞東京本社(東京都千代田区)で組み合わせ抽選会があり、同19日に群馬県で開幕する。関東大会の成績は、来春のセンバツ大会出場校選考の参考資料となる。【小林杏花、川崎健】

    投手継投実らず

     ▽決勝

    霞ケ浦

      100000000=1

      00031310×=8

    常総学院

     常総学院は1点を追う四回、江幡の適時二塁打など4長短打にスクイズも絡めて逆転。その後も好機で着実に得点を重ねた。霞ケ浦は一回2死二塁から宮崎の左前適時打で先制したが、4投手の継投が実らなかった。

    初登板で138キロ記録

     ○…霞ケ浦は、2年ぶりの秋季関東大会に向け、投手陣に課題と収穫の両面を得た決勝戦となった。高橋祐二監督は「2番手以降の投手に経験を積ませたい」と話し、主戦左腕を除く4人をマウンドに送り込んだ。だが、11安打を浴び8失点と安定感を欠く結果に。一方、八回にリリーフした今大会初登板の山名健心投手(1年)が1回を三者凡退に抑え、球速は138キロを記録。山名投手は「直球主体に攻められた」と話し、高橋監督は「もう少し長いイニングを投げさせてみたい」と期待を寄せていた。

    仲間と共に兄の背中追う 常総学院・2年 飯田徹内野手

    常総学院・飯田徹内野手(2年)

     先頭で打席に入った四回、2ストライクと追い込まれてからはじき返した外角低めの直球が、右翼線を抜けていった。

     逆転の口火を切る鮮やかな二塁打に、しかし笑顔はない。初回の打席で2死三塁で中飛に倒れた悔しさが、まだ残っていたからだ。

     「仲間が作った好機を潰してしまった」。つなぐのが常総学院の野球。「とにかく塁に出ることだけを考えていた」4番打者は、味方の連続長短打で生還すると、初めて表情を緩ませた。

     常総学院への入学を決めたのは、七つ年上の兄晴海さん(24)の影響だった。かつて常総学院の主戦として、チームを春夏2度の甲子園に導いた選手だ。

     2012年、2年生だった兄が好投し、勝利を収めた秋季県大会決勝も、興奮しながらスタンドで観戦していたという。相手は、偶然にも霞ケ浦だった。

     この日の試合後、優勝を素直に喜びながらも「目標は甲子園」と言い切った。「自分も打撃に貢献し、あの大舞台に立ちたい」。仲間たちと共に、先輩でもある兄の背中を追いかける。【小林杏花】

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