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秋季高校野球

県大会 学法福島53年ぶりV 磐城3位、東北大会へ /福島

【福島成蹊ー学法福島】優勝を決め、喜ぶ学法福島の選手たち=福島県白河市の白河グリーンスタジアムで

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 第71回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞福島支局など後援)は24日、白河市の白河グリーンスタジアムで決勝と3位決定戦があった。決勝は、学法福島が初優勝を目指していた福島成蹊に逆転サヨナラ勝ち。53年ぶり3回目の優勝を果たした。3位決定戦では、磐城が東日大昌平との接戦を制した。学法福島、福島成蹊、磐城は10月11日から盛岡市と岩手県花巻市で行われる東北大会に出場する。【磯貝映奈】

福島成蹊、先制も

 <白河グリーンスタジアム>

 ▽決勝

福島成蹊

  000002000=2

  000000012=3

学法福島

 (福)松本―西脇

 (学)辻垣―梅田

▽二塁打 辻垣(学)

 学法福島は九回、川守田の左前打を足がかりに同点に追いつくと、2死二塁で辻垣が左中間適時打を放ってサヨナラ勝ちした。福島成蹊は六回、斎藤の右前適時打で2点を先制したが、リードを守れなかった。

昌平、猛追及ばず

 ▽3位決定戦

【東日大昌平ー磐城】六回裏磐城1死三塁、今野の右前打で国府田が生還=福島県白河市の白河グリーンスタジアムで

東日大昌平

  010000110=3

  03000100×=4

磐城

 (東)大内―松谷

 (磐)沖―岩間

▽三塁打 市毛(磐)

▽二塁打 小松2(東)沖(磐)

 磐城が逃げ切った。磐城は1点を追う二回、市毛の右越え三塁打などで3点を取り逆転。六回にも今野の右前適時打で1点を加えた。東日大昌平は七回に大内の適時打、八回には片山の犠飛で1点差まで詰めたが及ばなかった。


学法福島・辻垣高良(たから)投手(2年)

 ■白球譜

エース自らサヨナラ打 学法福島・辻垣高良(たから)投手(2年)

 九回表、マウンドへ上がる直前に突如、雨が激しくなった。ボールが滑りやすいのも足場が悪いのも相手投手と同じ。「ここを抑えれば、裏に何かが起こる気がした」

 「何か」を起こしたのは自分だった。2死二塁の好機に放った左中間適時打で逆転サヨナラ勝利。頭が真っ白になり、しばらく走り出せなかった。打球が地面に落ちると、右手を突き上げて一塁ベースを踏み、仲間の元へ走った。夏の大会後、打率は1割台に低迷していたが「大事なところで打ててよかった。恵みの雨ですね」と笑顔で話した。

 県北地区予選から今大会決勝まで計8試合を完投。「マウンド上では絶対にみっともない姿を見せない」とエースの自覚を持つ。1年の時は腕だけで投げていたため、けがが多かったが、ひと冬かけて投球フォームを大幅に改造。全身を使って投げるようになってからけがが激減し、連投もこなせるようになった。

 夏から目標だった「歴史を変える」を達成した学法福島。投打でチームを引っ張るエースは東北大会に向けて「各県の強豪が集まるが、どんな相手でも自分たちらしく『笑顔で戦う』スタイルを貫きたい」と闘志を燃やす。【磯貝映奈】

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