メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

秋の高校野球

県大会 星稜が7季連続V 上位4校、北信越大会に /石川

優勝盾などを手に閉会式で行進する星稜ナイン=金沢市の県立野球場で、井手千夏撮影

[PR]

 第141回北信越地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)の決勝が25日、金沢市の県立野球場で行われ、星稜が16―2で日本航空石川に大勝し、秋季では3年連続19回目の優勝を果たした。星稜の県大会制覇は夏の石川大会を含めて7季連続。この日は3位決定戦も同球場であり、金沢商が津幡に快勝した。

     10月12日から県内で行われる北信越大会には、この日試合があった上位4校が出場する。組み合わせ抽選は同4日。北信越大会の成績は来春の第92回選抜高校野球大会の出場校を選ぶ重要な資料になる。【井手千夏、岩壁峻】


    日本航空石川

      000001001=2

      40003045×=16

    星稜

     星稜は初回に今井の満塁本塁打で4点を先取。五、七回にも加点し、八回には内山の3点本塁打などで5点を追加し試合を優位に進めた。日本航空石川は六、九回に1点ずつ返したが、相手投手の好投で6安打に抑えられ、打線がつながらなかった。

    「力の差が出た」

     ○…よもやの大敗に、日本航空石川の中村隆監督は「力の差が点数で出た」とうなだれた。ここまでの4試合で33得点を挙げた打線は、なかなかエンジンがかからない。星稜先発の荻原吟哉投手(2年)を打ちあぐねている間に失点を重ねた。北信越大会では2年ぶりのセンバツ出場がかかるが、「この悔しさを忘れてはいけない」と中村監督。夏の石川大会をけがで欠場した主戦の嘉手苅(かてかる)浩太投手(2年)の復帰など、チームには明るい材料もある。この日は4回7失点と振るわなかったが、指揮官は「粗削りなところが今後の期待にもつながる」と背番号1の奮起を促した。

     ▽3位決定戦

    金沢商

      022001003=8

      000000001=1

    津幡

     (金)甲斐、室木、甲斐―室木、鷗端、室木

     (津)森林、仙石―堂端

    ▽三塁打 屋敷(金)

    ▽二塁打 佐藤、平野(金)森林(津)

     金沢商は二回、屋敷の三塁打に敵失がからんで先制すると、三回には冨沢の適時打などで2点を追加。九回にも加点して突き放した。先発・甲斐は被安打4の好投。津幡は四回の1死一、三塁の好機で凡退。4失策と守備の乱れが響いた。

    練習成果が開花

     ○…金沢商の甲斐舜一郎投手(2年)は八回までに被安打4、8奪三振の好投を見せた。九回裏1死一、三塁の場面で再登板。「チームの代表としてマウンドにいる」と自らを鼓舞し、内野ゴロ併殺で試合を締めた。夏の石川大会ではメンバー外。外角への直球と変化球の制球力を意識して練習に励んだ。ピンチで弱気になる「課題」は自分が一番わかっている。強豪がそろう北信越地区大会に向け、「相手に引かないよう臨みたい」と話した。


     ■熱球

    振り抜くこと常に意識 星稜 今井秀輔選手(2年)

    星稜・今井秀輔選手(2年)

     「スタンドに入ってくれ」。その願い通り、初回2死満塁の好機でたたいた初球は、左翼スタンドへ吸い込まれていった。

     「思いっきりスイングしていけ」との仲間の声に押され、「甘い球がきたらしっかりスイングしよう」と、真ん中高めの直球をフルスイングした。この一発が、16得点を挙げた星稜の攻撃の口火となり、「優位に試合を進められた」(林和成監督)。

     夏の甲子園準々決勝でも満塁本塁打を放つ活躍だったが、決勝の舞台に立つことはできなかった。チームもあと一歩のところで全国制覇を逃した。その悔しさと先輩たちからの「甲子園で優勝してこい」との言葉を胸に練習の日々を送ってきた。

     真ん中の球を見逃さず、振り抜くことを特に意識している。全体練習後の約1時間の自主練習では、トスバッティングや守備の練習を重点的にしている。「長打を打って必ず走者を還す」のが自分の役割だと思っている。

     「今日の優勝はリセットし、北信越大会優勝に向けて練習する。走者がいたら確実に還す打撃をする」と、次戦に向けて気持ちを入れ直した。【井手千夏】

    おすすめ記事
    広告
    毎日新聞のアカウント
    ピックアップ
    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 三菱電機社員が自殺、上司を自殺教唆容疑で書類送検 兵庫・三田

    2. 日本政府、中村医師の襲撃情報を事前に把握 本人も警戒

    3. 道交法に「あおり運転」 即座に免許取り消し 警察庁方針

    4. 横浜F・マリノスが15年ぶりJ1制覇 FC東京降す

    5. キャベツを食べるウニ 大きくて、おいしくなった 神奈川県水産技術センターで展示

    のマークについて

    今週のおすすめ
    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです