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秋季県高校野球大会(県高野連主催)は28日、倉敷市のマスカットスタジアムと倉敷市営球場で準々決勝4試合があり、ベスト4が出そろった。
創志学園は倉敷工との接戦を制し、4―2で勝利。今夏の岡山大会準優勝の倉敷商は関西に大量14得点でコールド勝ちした。おかやま山陽、金光学園もそれぞれ勝ち進んだ。
準決勝2試合は29日にマスカットスタジアムで行われる。【松室花実】
おかやま山陽
001100100=3
000000100=1
玉野光南
(お)久山―高橋
(玉)三村、岡野―井上
▽二塁打 和気、梶谷、久戸瀬(お)
おかやま山陽は三回、内野ゴロ併殺の間に三塁走者が還り先制。四回に梶谷の適時二塁打、七回は日向の適時打で得点を重ねた。玉野光南は七回に敵失で1点を返したが、山陽の先発・久山に10三振と打線が抑えられた。
倉敷工
010100000=2
01000012×=4
創志学園
(倉)福島、柴田、多々野―朝比奈
(創)三方―池田
▽三塁打 角戸(創)▽二塁打 福島(倉)
創志学園が逆転で接戦を制した。1点を追う七回、三方の犠飛で同点。八回2死一、二塁、冨田の適時打で勝ち越した。先発・三方は10奪三振で完投。倉敷工は細かく得点し先行したが、五回以降1安打に抑えられた。
金光学園
001001110=4
000000001=1
岡山東商
(金)伊藤暖―中西
(岡)村上―坂元
▽二塁打 中村(金)
金光学園が着実に得点を重ねて勝利した。三回、野手の送球の間に岡が生還して先制。その後も中村の適時二塁打などで相手を引き離した。岡山東商は先発・村上が13三振を奪ったが、打線がつながらなかった。
倉敷商 105035=14
関西 000020=2
(六回コールド)
(倉)福家、永野―田村
(関)前田、三宅、岸本、村上―森安亮
▽本塁打 原田(倉)
▽三塁打 石川(倉)
▽二塁打 浅野、福島、岸本(倉)
倉敷商が13安打、14得点と圧倒した。初回に原田のソロで先制、三回には四死球の2走者を原田が還すなど一挙5得点。六回にも5長短打で5点を加えた。関西は五回に紀村の適時打などで2点を返したが及ばなかった。