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秋季東北大会2019

盛岡大付-仙台育英=準決勝


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八回コールド

    ▽投手【仙】向坂【盛】大久保、石井 ▽本塁打【盛】塚本(一回、2ラン)


    仙台育英 大勝で3年ぶりの決勝進出

     高校野球の秋季東北大会は第4日の17日、岩手県営球場で準決勝2試合を行い、仙台育英(宮城)は盛岡大付(岩手)に9―2でコールド勝ちした。18日の決勝で鶴岡東(山形)と対戦する。

    盛岡大付 打線がつながらず

     仙台育英が19安打でコールド勝ちした。1点を追う四回、宮本の2点適時三塁打や佐々木の右前適時打などで一気に5点を奪って逆転。八回には吉野と田中の適時打で2点を追加し、突き放した。投げては先発・向坂が八回を2失点に抑えた。盛岡大付は初回に塚本が左越え2ランを放ち先制したが、その後は打線がつながらなかった。

    高校野球秋季東北大会準決勝【仙台育英-盛岡大付】五回表仙台育英1死一、三塁、左前適時打を放ってガッツポーズする宮本拓実=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月17日午前11時31分、安田光高撮影

    宮本、甲子園経験を生かす好打

     仙台育英が全員安打の19安打で9点を奪って快勝した。中でも3番・宮本拓実(2年)の好打が光った。

     四回は同点に追いついた直後の1死一、二塁で勝ち越しの2点適時三塁打。「狙っていた直球をジャストミートできた」という打球はぐんぐん伸び、中堅手の頭上を大きく越えた。4点リードの五回には外角の直球にバットを軽く合わせ、巧みに三遊間を抜く適時打を放った。

     盛岡大付の先発・大久保瞬(2年)は右の横手投げで、2回戦では弘前東(青森)を完封していた。仙台育英は大久保の先発を想定し、休養日だった前日の練習で横手投げの投手を登板させシート打撃を繰り返した。宮本も「厳しいコースにも投げてもらい、3打席で2安打できた」。練習で変則的な投手を捉えた自信が、この日の試合にも生きた。

    高校野球秋季東北大会準決勝【仙台育英-盛岡大付】2安打3打点と活躍した仙台育英の宮本拓実=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月17日午前11時31分、安田光高撮影

     宮本は8強入りした今夏の甲子園でも2番・左翼を任され、全試合に出場。新チームになって副主将に選ばれると、「甲子園経験者としての責任感もあり、積極的に(仲間に)声をかけている」という。秋季東北大会は昨年、直前にノックの送球を鼻に当てて骨折し出場できなかった苦い思い出もある分、今年に懸ける意気込みも強い。「自分たちの目標は甲子園の優勝。そのために、今回も優勝して明治神宮大会に行きたい」。決勝に向け、気を引き締めた。【石井朗生】

    高校野球秋季東北大会準決勝【仙台育英-盛岡大付】13奪三振で2失点完投した仙台育英の向坂優太郎=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月17日午前10時20分、安田光高撮影

    自ら完投 祝・誕生日

     仙台育英のスタンドから向坂優太郎(2年)に向けて、サプライズの「ハッピーバースデー」の歌が響いた。17歳の誕生日に登板した背番号8の先発投手は、一回に盛岡大付の4番・塚本悠樹(2年)から2ランを浴びたが、その後は13奪三振で相手打線を無失点に抑え、最後は塚本を空振り三振で封じ、試合を締めくくった。仙台育英はこれまで複数投手の継投で勝ち上がってきたが、この日は向坂が完投。須江航監督が「真の背番号1は向坂」と評価する実力を見せつけた。センバツに大きく近付く1勝を記念すべき日に挙げ、「一生の思い出になった」とはにかんだ。

    この試合は向坂でいくと決めていた

     仙台育英・須江航監督 ここまでの試合は継投で来たが、今のチームにとってベストなのは向坂の完投。新チームになった時からこの試合は向坂で行くと決めていて、その通りにできた。攻撃では、前日の練習で盛岡大付の大久保君を想定して横手投げの投手に投げさせ、いい練習ができたことが生きた。

    盛岡大付・塚本悠樹捕手(2年)

    スランプ脱し4番の意地

    盛岡大付(2年)塚本悠樹捕手

     初回、2死一塁の場面で打席が回ってきた。「先制点がほしい。絶対に後ろにつなげる」。初球の外寄りのスライダーをたたくと、打球はきれいな放物線を描いて左翼スタンドに飛び込んだ。試合には敗れたが、チーム唯一の得点を挙げ、4番の意地を見せた。

     県大会では、チーム9本中最多の4本塁打を放ち、2年連続の優勝に貢献した。しかし東北大会に入ると、打席で前のめりになり、球が待てない。この試合まで7打数無安打とスランプに陥り、チームが勝ち進む中、一人苦しんでいた。

     そんな中、関口清治監督から「お前なら大丈夫だ。絶対に打てる」と励まされ、心が軽くなった。練習後に約1時間居残りし、松崎克哉部長とマンツーマンで打撃練習。フォームを修正して臨んだ試合だった。

     チームは2年連続の決勝を逃した。自身も本塁打後は3打席凡退し、捕手としても失点を重ねた。「打撃も守備もレベルアップが必要。チームを勝たせる選手になりたい」と成長を誓った。【小鍜冶孝志】

    盛岡大付【準々決勝】3-0東奥義塾 石井が10奪三振完封

    盛岡大付【2回戦】3-0弘前東 大久保が14三振を奪い完封

    仙台育英【準々決勝】6-1一関学院 七回に一挙5点

    仙台育英【2回戦】9-8明桜 延長十一回の激戦を制す

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