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秋季高校野球

秋季東北地区高校野球大会 開幕 仙台育英8強

七回裏2死、東海大山形の池口から見逃し三振を奪い、声を上げる磐城の沖

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 高校野球の秋季東北大会は11日、盛岡市の岩手県営野球場などで開幕し、1回戦2試合と2回戦2試合が行われた。2回戦では、今夏の甲子園で8強入りした仙台育英(宮城)が延長十一回の末に明桜(秋田)を9―8で振り切り、準々決勝に進んだ。一関学院(岩手)は日大山形を9―5で破りベスト8入りした。1回戦では、磐城(福島)が東海大山形に6―0で快勝。東奥義塾(青森)は秋田商を6―3で降した。

     12、13日は台風19号の影響を考慮して試合を行わず、14日に2回戦の残り6試合を実施する。

    沖が強気の完封 磐城が初戦突破

     外角低めのスライダーで空振り三振を奪うと、磐城の沖政宗は鬼気迫る表情で声を上げた。五回2死二塁のピンチを切り抜けた場面は感情だけでなく、投球も強気だった。2番・的場に1ボール2ストライクからの勝負球に選んだのはスライダー。前の打席で中前打にされた球種だったが抑える自信があった。

     序盤、相手打線にスライダーを打たれ「ストライクを取りにいくと打たれる」と感じた。中盤以降は低めに集めるためにリリースポイントをより前に修正。さらに腕を強く振ることで、相手に130キロ台中盤の直球との見極めを難しくさせた。

     福島県いわき市出身。小学6年時に楽天ジュニアに選ばれた。当時のメンバーが東北の強豪私学に進む中、「勉強と両立しながら私学に勝ちたい」と磐城に進学した。自身初の東北大会で春夏甲子園9回出場の私学に1死球完封劇を成し遂げた。

     磐城のエースといえば、1971年の第53回選手権大会で準優勝に貢献した右腕・田村隆寿さん。上背はないが、抜群の制球力と強心臓を武器に決勝を含めて4試合1失点の快投で「小さな大投手」と言われた。同じ背番号「1」をつける2年生は「強気で投げていきたい」と意気込んだ。【安田光高】


    東北(岩手県営ほか)

     ▽1回戦

    東奥義塾(青森)

      030030000=6

      100000200=3

    秋田商(秋田)

     (東)山内、坪田、斉藤―原田

     (秋)石川、保坂、高橋―須藤

    磐城(福島)

      000022002=6

      000000000=0

    東海大山形(山形)

     (磐)沖―岩間

     (東)畑中―丸子

     ▽2回戦

    仙台育英(宮城)

      00112000221=9

      00000230120=8

    明桜(秋田)

     (延長十一回)

     (仙)向坂、菅原、伊藤、笹倉、杉山―木村、小野寺

     (明)佐々木湧、長尾、橘高―五十嵐、小野

    日大山形(山形)

      001004000=5

      31001013×=9

    一関学院(岩手)

     (日)斎藤堅、加藤、槙―町田

     (一)佐藤弘、小綿―佐々木春

    ▽本塁打 宇津木(日)佐々木大(一)

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