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秋の高校野球

決勝は岡豊VS高知中央 きょう対戦 /高知

【明徳義塾-高知中央】八回裏高知中央1死満塁、管原が左中間に適時打を放ち同点に追いつく=高知市五台山の市東部野球場で、北村栞撮影

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 第72回秋季四国地区高校野球大会県予選(県高野連主催)の準決勝2試合が13日、高知市東部野球場(同市五台山)であり、岡豊と高知中央がそれぞれ決勝に駒を進めた。岡豊は3年ぶり5回目の、高知中央は初の四国大会出場が決まった。

     決勝は同球場で14日午後0時半から。また同日午前10時から3位決定戦があり、高知商と明徳義塾が四国大会出場の最後の1枠をかけて戦う。【北村栞】

     ▽準決勝

    高知商

      0010000=1

      0001124=8

    岡豊

     (七回コールド)

     (高)赤沢、矢野、近沢―山田

     (岡)田中―山本塁

    ▽二塁打 山本塁(岡)

     四死球から広げた好機を生かした岡豊が逆転勝ちした。四回1死満塁で宮内が右前適時打を放ち同点。七回には山本塁からの3連続安打などで試合を決めた。投げては田中が緩急をつけた配球で的を絞らせなかった。高知商は三回、敵失で出た走者を犠打で着実に進めて先制につなげたが、その後は得点機にあと1本が出なかった。

    明徳義塾

      000316000=10

      10113203×=11

    高知中央

     (明)新地―鈴木

     (高)和田、吉岡、和田―管原

    ▽本塁打 合田、元屋敷(明)板谷、山本、益岡(高)

    ▽二塁打 曾、板谷(高)

     計15安打を放った高知中央が激戦を制した。大量失点を喫した直後の六回、代打・益岡の本塁打などで2点差に詰めると、八回には管原の2点適時打などで試合をひっくり返した。明徳義塾は計8安打にとどまったものの、着実に得点。六回には元屋敷の本塁打などで一挙6点を入れた。八回には満塁機を作ったが生かせなかった。

    4点目が入り仲間と喜ぶ岡豊の山本塁捕手=高知市五台山の市東部野球場で、北村栞撮影

    決勝打イメージ通りに 岡豊 山本塁捕手(2年)

     「今日勝って四国大会出場を決めよう」。そう意気込んで挑んだ強敵・高知商戦。自分が重要局面で活躍する姿を練習の時からイメージしていた。同点で迎えた五回、2死満塁の逆転のチャンス。アウトコース寄りの直球を打ち返すと、これが決勝打に。試合後、「抜けてくれてうれしかったです」と笑った。

     準々決勝後、昼休みに高知商の試合映像を見て強力打線の研究に取り組んだ。特に注意すべきは上位打線。中川明彦監督は、高知商が2回戦で宿毛工の左投手に苦戦していたように見えたことから、左投げの田中澪哉(りょうや)投手(2年)の先発起用を決めた。

     リードは、今夏も正捕手として活躍した山本塁捕手に任されている。ストレートだけでは相手打線に攻略されると感じ、県予選であまり使っていなかった緩いカーブを織り交ぜながらリード。上位打線もチェンジアップで打ち取ることができた。五回の逆転後も「1人ずつ見て、自分たちにできることをしっかりやっていこう」と声を掛け、丁寧なリードを徹底。田中投手は七回を投げきり、ここまでの県予選全試合で2桁安打の高知商打線を、7安打に抑えて勝利につなげた。

     試合後、中川監督は、「良いピッチングと良いリードだった」と2人をねぎらった。「高知商にコールド勝ちしたからには注目もされる。恥じないような試合がしたい」。優勝に向け、山本捕手は力強く語った。【北村栞】

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