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磐城、気迫あふれる逆転勝利でベスト8 秋季高校野球東北大会

高校野球秋季東北大会2回戦【磐城-能代松陽】七回表磐城1死一、二塁、沖政宗が逆転の左中間2点適時二塁打を放つ=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月14日、石井朗生撮影

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高校野球秋季東北大会 ▽2回戦 ○磐城(福島)2―1能代松陽(秋田)●=14日・岩手県営

 高校野球の秋季東北大会は14日、岩手県営野球場などで2回戦6試合を行い、磐城(福島)は能代松陽(秋田)に2―1で逆転勝ちし、8強入りした。15日の準々決勝で仙台城南(宮城)と対戦する。

 1回戦で27年ぶりに東北大会で勝利を挙げた磐城が、さらに一歩前進した。守りからリズムを作る持ち味を発揮して、ベスト8に進んだ。

 先発した2年生エースの沖政宗が一回、能代松陽の4番・山田柊斗(2年)に先制適時打を許した。その後は沖が「自分の責任。もう点を取られたらだめだ」と覚悟を決めて低めに球を集めると、野手も堅守で応えた。六回の守りでは1死一塁で迎えた山田を、初球で遊ゴロ併殺に打ち取る。磐城のムードは一気に高まった。

高校野球秋季東北大会2回戦【磐城-能代松陽】2失点で完投した能代松陽の左腕エース、大高勇心=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月14日、石井朗生撮影

 直後の七回。1死一塁から首藤瑛太(1年)の左前打で好機を広げ、沖が左中間へ2点二塁打で続いて逆転した。磐城打線は五回まで飛球を上げてしまう場面が続いたが、六回の前に「バスター気味にバットを振って打球を転がし、全力疾走しよう」と確認。打法の転換がチームの勢いをさらに加速させ、反撃を生んだ。

 磐城は11日の1回戦を終えた後、地元の福島県いわき市へ一旦帰っていた。その間に福島県は台風19号で大きな被害を受け、学校の周辺も冠水に見舞われた。選手たちは13日に再集合すると、地元の厳しい状況や、人々が清掃などに追われる姿を目の当たりにした後、開催地の岩手県へ戻ってきた。

 そんな時に戦う選手たちの心には、さまざまな思いがある。しかしチーム全員で話し合い、「今できるのは集中して戦い、勝つこと」と決めた。覚悟は随所で、気迫あふれるプレーに表れた。次の試合も全員、全力で臨む。【石井朗生】

磐城・木村保監督

 守りからリズムを作り、攻撃でワンチャンスを生かせた。六回の守りのダブルプレーで流れがつかめた。相手の大高投手の球を打ち上げてしまっていたので、打球を転がして全力疾走するよう指示したことが終盤の攻撃に出せた。

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