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仙台育英1年生捕手・木村 投手陣の持ち味引き出し、打でも貢献 秋季高校野球東北大会

高校野球秋季東北大会準々決勝【仙台育英-一関学院】一関学院戦の七回2死満塁で右前適時打を放つ仙台育英の木村航大=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月15日午後2時43分、石井朗生撮影

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高校野球秋季東北大会 ▽準々決勝 ○仙台育英(宮城)6―1一関学院(岩手)●=15日・岩手県営

 高校野球の秋季東北大会は15日、岩手県営野球場などで準々決勝4試合を行い、仙台育英(宮城)は一関学院(岩手)を6―1で降し4強入りした。17日の準決勝で盛岡大付(岩手)と対戦する。

 スコアを見れば中盤まで接戦だったが、主導権は終始、仙台育英が握っていた。4人の投手の持ち味を木村航大捕手(1年)がうまく引き出して八回まで一関学院を無失点に封じ、勝利をつかんだ。

高校野球秋季東北大会準々決勝【仙台育英-一関学院】一関学院戦に先発し五回途中まで1安打無失点と好投した仙台育英の笹倉世凪=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月15日、石井朗生撮影

 先発の1年生左腕、笹倉世凪(せな)は、中継ぎで登板した11日の明桜戦では制球が不安定だった。木村は「笹倉は明桜戦でテンポが悪かったので、今日はそこを意識した」。木村は捕球すると瞬時に投げ返し、笹倉が間を置かず次の投球に入る。相手打者に考える暇も与えないバッテリーの策が功を奏し、五回途中まで直球主体に押して1安打無失点と危なげなく抑えた。

 後を継いだ2年生左腕の向坂優太郎も、七回まで無安打の好投。木村の「相手は振ってくる打者が多かったのでスライダー主体にした」というリードが効いた。木村は攻撃でも1点リードの七回2死満塁で右前適時打。一挙5点の猛攻のきっかけを作り「投手を助けることができた」と笑顔を見せた。

 木村は8強入りした今夏の甲子園でも背番号2をつけた。複数投手制を敷く仙台育英では重要な役割を担う。「どの投手もそれぞれに良さがある。うまく引き出していきたい」と責任を自覚している。【石井朗生】

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