プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が17日、東京都内で開かれ、上位候補にも挙がったパナソニックの片山勢三(せいぞう)内野手(24)は指名漏れとなった。福岡・門司学園高3年、夏の福岡大会で場外へサヨナラ3ランを放ち、涙を流しダイヤモンドを一周する姿は動画投稿サイト「ユーチューブ」で現在までに182万回再生され、話題を呼んだ。あれから6年。大学、社会人を経てプロの世界を目指した体重105キロの巨漢スラッガーはさらなる飛躍を期して来年以降の指名を待つ。【村上正/統合デジタル取材センター】
この記事は有料記事です。
残り1114文字(全文1360文字)
毎日新聞東京本社運動部。1984年、神戸市生まれ。2007年入社。舞鶴支局、神戸支局を経て、大阪本社社会部では府警などを担当。東京運動部では17年4月から水泳やサーフィンを担当。16年リオデジャネイロ五輪を取材した感動から、長女に「リオ」と命名した。