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山梨学院、打線つなぎ 勝負決めた九回の2ランスクイズ

高校野球秋季関東大会1回戦【山梨学院-文星芸大付】一回表山梨学院1死満塁、橘田陸斗の中犠飛で功刀史也が先制のホームイン=群馬県高崎市の城南野球場で2019年10月20日午前10時9分、岩壁峻撮影

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高校野球秋季関東大会 ▽1回戦 ○山梨学院11―6文星芸大付●=20日・高崎城南野球場

高校野球秋季関東大会1回戦【山梨学院-文星芸大付】九回表山梨学院1死二、三塁、外川温大のスクイズで二塁走者の橘田陸斗(中央)も生還=群馬県高崎市の城南野球場で2019年10月20日午後0時24分、岩壁峻撮影

 高校野球の秋季関東大会は20日、群馬県高崎市の城南野球場などで1回戦の残り4試合が行われた。甲子園3季連続出場中の山梨学院(山梨)は文星芸大付(栃木)を11―6で降した。21日の2回戦で花咲徳栄(埼玉)と対戦する。

 山梨学院は文星芸大付の12安打を下回る8安打だったが、11得点を挙げた。8犠打飛を駆使する手堅い攻め。象徴的だったのが、九回の2ランスクイズだ。

 3点リードの九回1死二、三塁。適時打2本で3打点と当たっていた6番・外川温大(はると、2年)にスクイズのサインが出た。二塁走者の橘田(きった)陸斗(2年)は瞬時に自身も還ろうと判断したという。相手の内野は前進守備を敷く。「三塁のベースカバーをしている選手がいなかった」と橘田。初球にスクイズをきっちり決めた外川の打球処理に気を取られている相手投手の隙(すき)を突いて、橘田が一気に本塁を陥れた。ダメ押しの2点を奪った。

 今夏の甲子園に出場した高校通算53本塁打を放った野村健太(3年)のような、強打者は不在だ。このため、吉田洸二監督は「自転車操業状態の野球」と表現するが「その中で工夫を凝らしている」とも言う。序盤は二つの犠飛と敵失で3得点。四、六回は送りバントで走者を三塁に進めた後にスクイズを成功させた。九回の2ランスクイズは、練習時から植え付けてきた「常に本塁を狙う」という意識を橘田が体現した。

 2009年春のセンバツで清峰(長崎)を初優勝に導いた吉田監督も、5月に50歳を迎えた。「この年になると『この状況ならスクイズは成功するな』というのが分かるようになってきた」。甲子園優勝監督の采配にも磨きがかかってきた。【岩壁峻】

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