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九州高校野球

大分商、延長戦制す

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 第145回九州地区高校野球大会は20日、佐賀市のみどりの森県営球場と佐賀ブルースタジアムで1回戦4試合があった。

 鹿児島城西は投打がかみ合い、佐賀学園にコールド勝ち。福岡第一も七回コールドで初出場の八重山農林(沖縄)を破った。城北(熊本)は今夏の甲子園に出場した富島(宮崎)にサヨナラ勝利。大分商は116季ぶり出場の大崎(長崎)との延長戦を制した。

10回171球完投

 大分商のエース右腕・川瀬堅斗(2年)が15安打を浴びながらも10回を171球で3失点完投。「直球の威力が最後まで変わらなかった」と手応えをつかんだ。

 183センチ、80キロの恵まれた体格から最速147キロを投じる本格派。ただ、この日は「直球を狙われている」と察し、中盤はスライダーやカーブを増やして目先を変えた。七回を除き毎回安打を浴びる苦しい投球だったが、同点とされた後の九、十回をしのぎきった。

 昨秋の大分大会後に腰の骨折が判明し、投球を再開したのは今年の5月ごろ。夏の大分大会終了後、投げ込みやダッシュを繰り返してスタミナを培ってきた。21日の試合も登板が予想されるが、「連投への不安はない」と言い切る。

 同校OBでプロ野球・広島にドラフト1位指名された森下暢仁(明大)からは「練習で一生懸命やっていればチームがまとまる」と励まされていたという。挫折を力に変え、チーム一丸で九州大会を駆け上がる。【伝田賢史】

六回まで無安打

 鹿児島城西の2年生・八方悠介が七回コールドながら1安打無失点の快投を見せた。立ち上がりからテンポ良く抑えると、中盤に入っても「打たれる気がしなかった」。140キロ台の直球とスライダーやスプリットなどの変化球を織り交ぜ六回まで無安打に抑えた。「(無安打無得点を)意識した」と臨んだ七回に先頭打者に安打を許したが、動揺することもなく84球で試合を締めた。

 今春から背番号1を背負う右腕は、筋力トレーニングに継続的に取り組み夏前には最速146キロを計測。変化球も4種類を操るなど引き出しは多彩だ。快勝に笑顔を見せながらも「直球が高めに浮いていた。反省点を分析して次に臨みたい」と八方。エースとして優勝に導くため、次へと切り替えていた。【黒澤敬太郎】


九州(佐賀・みどりの森県営ほか)

 ▽1回戦

佐賀学園(佐賀)

  0000000=0

  103030×=7

鹿児島城西(鹿児島)

 (七回コールド)

 (佐)浜野―川副

 (鹿)八方―池山

▽本塁打 古市(鹿)

▽二塁打 古市、八方、原田、林(鹿)

富島(宮崎)

  210002020=7

  201002111=8

城北(熊本)

 (富)富井―坂本

 (城)永谷、白石力―園田

▽本塁打 坂本、黒木晃(富)

▽三塁打 小松(富)

▽二塁打 小松(富)菊川、小高(城)

大分商(大分)

  0100200001=4

  0000000300=3

大崎(長崎)

 (延長十回)

 (分)川瀬―末田

 (崎)田中駿―内海

▽三塁打 藤村、田崎、本蔵(崎)

▽二塁打 藤村(崎)

八重山農林(沖縄)

  0010000=1

  130013×=8

福岡第一(福岡)

 (七回コールド)

 (八)垣本、親里―岡本

 (福)石橋、久場―岸本

▽三塁打 久貝(八)久場(福)

▽二塁打 垣本(八)

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