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鼓舞は熱く、リードは冷静 健大高崎の元「NOMOジャパン」戸丸捕手 神宮大会

好リードでチームを支えた健大高崎の戸丸秦吾捕手(左)=前橋市の上毛新聞敷島球場で2019年10月27日、岩壁峻撮影

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 第50回記念明治神宮野球大会は15日、東京・神宮球場で開幕する。今秋の地区大会を制した10校が出場する高校の部は、優勝校の所属地区に、来春の第92回選抜高校野球大会の「神宮大会枠」が与えられる。秋の日本一に輝くのはどのチームか。勝負の鍵を握る選手を紹介する。

戸丸秦吾捕手=健大高崎2年・関東

 グラウンドでは主将として大声を出して、チームを鼓舞する。「どれだけ熱くなれるか」を自身の課題ととらえているからだ。対照的にリードは冷静そのもの。扇の要は、投手の長所を巧みに引き出す。

 象徴的だったのが、東海大相模(神奈川)との関東大会準決勝だ。マウンドには中学時代からバッテリーを組むエース左腕・下慎之介(2年)。今夏の甲子園メンバー8人をそろえる相手に得意のスライダーでタイミングを外した。被安打6の2失点(自責点は1)完投。「コースを狙いすぎない、いいリードだった」と青柳博文監督(47)もたたえた。

 群馬県藤岡市出身。小学校に入学する前に野球を始め、小学3年からは捕手一筋だ。中学時代は、大リーガーとして活躍した野茂英雄さんが総監督を務める「NOMOジャパン」に選ばれた。

 NOMOジャパンの一員だった右腕・橋本拳汰(2年)も高校でチームメートになった。ともに中学時代から知る左右の二枚看板をリードで引っ張り、チームを明治神宮大会初出場勝利に導く。【岩壁峻】

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