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帝京監督を嘆かせた 国士舘・中西投手の武器は鋭く落ちるシンカー 神宮大会

国士舘の中西健登投手=東京都新宿区の神宮球場で2019年11月9日、安田光高撮影

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 第50回記念明治神宮野球大会は15日、東京・神宮球場で開幕する。今秋の地区大会を制した10校が出場する高校の部は、優勝校の所属地区に、来春の第92回選抜高校野球大会の「神宮大会枠」が与えられる。秋の日本一に輝くのはどのチームか。勝負の鍵を握る選手を紹介する。

中西健登投手=国士舘2年・東京

 東京大会全6試合に登板し3完封を含む5完投。準決勝の城東戦、決勝の帝京戦と2日続けて2安打完封した。「大会前から『中西、中西、中西』で行くぞとは言っていたが……」と永田昌弘監督も想像以上のエース右腕の成長を喜んだ。

 直球は130キロ前後だが、鋭く落ちるシンカーが決勝で効果的だった。甲子園で春1回を含む3度優勝し、歴代4位タイの通算51勝の帝京・前田三夫監督を「あの球(シンカー)が打てなかったねえ」と嘆かせた。準決勝は、完投したものの4失点した準々決勝、修徳戦の反省を生かした。「変化球でストライクが取れていなかった」と、投げ込みで本来の精度を取り戻し、無四球完封につなげた。

 186センチの長身と長い手足を見込まれ、高校入学後に永田監督の勧めで投手に転向した。中学までは外野手で、「打つのは好き」と話す。東京大会は18打数7安打3打点とバットでも貢献した。昨年の明治神宮大会は札幌大谷(北海道)との2回戦で1―6の九回に登板し1回1失点(自責点はゼロ)。今度こそ投打で存在感を示す。【岩壁峻】

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