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センバツ21世紀枠 敦賀、北信越候補校に 「気を引き締め」 /福井

低めのボールを打つ練習をする選手=敦賀市の敦賀高校で、横見知佳撮影

 来春の第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の「21世紀枠」の全国9地区候補校が13日発表され、北信越地区は敦賀が選出された。21世紀枠の3校を含む出場校32校は来年1月24日に発表される。【横見知佳】

    大半は市内出身

     敦賀は1906年創立の県立校で25人の部員のほとんどが敦賀市出身。練習場所が制限された環境ながら今秋の県大会で準優勝したことや地域との交流活動が評価された。北信越地区大会でも36年ぶりの勝ち星を挙げた。

     この日、平松正尚校長が部員らに地区候補校に選ばれたことを伝えた。細川琉羽主将(2年)は「この1週間、発表を楽しみに待っていた。センバツを目標にチームで徹底して練習してきたが、さらに気を引き締めていきたい」と話した。

    練習環境を整備

     野球部は、校内で使われていなかったサブグラウンドを整備して効率的に練習するなどして実力をつけてきた。吉長珠輝監督(32)は「今ある環境に感謝しながら練習をしてきたことが秋の県大会準優勝につながった」と話す。

     長年使ってきた市営球場が使えなくなり、2015年4月、校内で使われていなかったサブグラウンド(縦約30メートル、横約40メートル)を整備。保護者も草むしりに協力し、人工芝を敷きネットを張って、ティーバッティングや走塁の練習などができるようになった。近くに住宅街があるため、打撃音が大きい金属バットではなく木製バットを使用し、打撃力強化のため、砂の入った球を打ったり、ひもで低めにつるしたバスケットボールを打ったりするなど、独自の練習を重ねる。

    空き教室も活用

     空き教室も筋力トレーニング室として活用し、介護施設から譲り受けたものなど数種類のマシンで筋力アップを図る。教室に甲子園の試合やブラスバンドの演奏などを映し出し、なりたい自分をイメージしながら体を動かす。久米遼投手(2年)は「バッティングができるグラウンドがなくても先輩が工夫して作ってきたものを使えることがありがたい」と語った。

     冬季は練習を1日おきに減らす。休息日を設けることで筋肉の成長を促し、学業にも専念できる。吉長監督は「練習日を減らして野球の力はむしろ上がった」と自信を深める。

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