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仙台育英、狙うは東北悲願の頂点 3年ぶり13回目 第92回選抜高校野球

秋季東北地区大会の優勝旗を持ち、グラウンドに並ぶ須江航監督(右)と仙台育英ナイン=盛岡市の岩手県営野球場で2019年10月18日、滝沢一誠撮影

 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、特別協力・阪神甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が24日、毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれ、宮城県から仙台育英(加藤雄彦校長)が選ばれた。センバツ出場は3年ぶり13回目。大会は3月13日に組み合わせ抽選会があり、同19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。育英ナインが東北勢悲願の甲子園初優勝を目指す。【滝沢一誠】

 昨夏の甲子園で8強入りした実力は、新チームでも健在だった。昨秋は地区大会から県大会、東北地区大会までの11戦全てに勝利。東北(宮城)や盛岡大付(岩手)、鶴岡東(山形)などの強豪校を次々と破り、東北地区大会で3年ぶり10回目の優勝を果たした実力が順当に評価された。躍進の要因は、夏の甲子園に出場したメンバーと、秋に頭角を現した新戦力の融合だった。

 投手陣は、甲子園のマウンドに立った1年生の笹倉世凪(せな)投手、伊藤樹(たつき)投手に加えて、2年生左腕の向坂優太郎投手が昨秋に急成長。8試合で45奪三振と強気の投球で、チームで唯一、秋の公式戦で完投も経験した。打線も強力だ。甲子園メンバーの宮本拓実選手(2年)と入江大樹選手(同)が3番と4番を固め、田中祥都主将(同)や笹倉投手も長打を狙える。下位打線もつなぐ野球を目指し、大量得点を奪う。

 須江航監督は、全国優勝から招かれるようなチームを目指す「日本一からの招待」をスローガンに掲げる。昨年10月の台風19号で被災した大崎市鹿島台でボランティアを行うなど、プレー以外の面でも日本一にふさわしいチームづくりを進めてきた。3年ぶりとなる春の大舞台へ、仙台育英が全国制覇の第一歩を踏み出した。

昨年の全国高校駅伝では男女同時優勝

 正式名称は仙台育英学園高等学校。1905年、私塾「育英塾」として加藤利吉が創立した私立校。生徒数3157人(全日制のみ)。校舎は宮城野校舎(仙台市宮城野区)と多賀城校舎(多賀城市)に分かれ、野球部の練習場「真勝園」は多賀城にある。

 建学精神は「至誠」「質実剛健」「自治進取」。部活動が盛んで、陸上競技部は昨年12月の全国高校駅伝で26年ぶりの男女同時優勝を果たした。ラグビー部やサッカー部も全国大会の常連。書道部は2018年の「書の甲子園」(国際高校生選抜書展)で全国優勝し、センバツの入場行進で使われるプラカードの揮毫(きごう)を一部担当した。難関大進学を目指す特別進学コースもある。

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、全31試合をライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。デジタル紙面では出場決定号外も無料で配信します。

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