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国士舘2年連続10回目 夏の悔しさバネに都大会王者 第92回選抜高校野球

2019年の秋季都大会で優勝し、抱き合う国士舘の選手たち=東京都新宿区の神宮球場で2019年11月10日、安達恒太郎撮影

 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場校を決める選考委員会が24日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、2019年の秋季都大会で優勝した国士舘(東京)が選ばれた。国士舘は2年連続10回目のセンバツ出場となる。3月13日に組み合わせ抽選会があり、同月19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【安達恒太郎】

 19年の秋季都大会では投打に充実した力を発揮した。1回戦を危なげない試合運びで突破すると、チャンスに攻撃をたたみかける集中打で得点を重ね、準々決勝で修徳、準決勝では城東と強豪校を退けた。

 決勝では帝京を6―0で降し、2年連続で頂点に立った。三回に集中打で4点を先取すると、その後も着実に加点。投げてはエースの右腕・中西健登投手(2年)の打たせて取る投球がさえ、2試合連続で完封した。186センチの中西投手は都大会6試合で5完投。切れのある直球と外角に制球される変化球を有効に使った。打線は全6試合で2桁安打をマーク。黒沢孟朗選手(2年)、鎌田州真主将(2年)ら昨年の甲子園を経験した選手を中心に安定した戦いを展開した。

 19年は「天国と地獄」を味わった。10年ぶりのセンバツ出場を果たしたが、初戦で敗退。夏の西東京大会はまさかの初戦敗退。新チームは悔しさをバネにスタートし、練習を重ねてきた。

 2年連続のセンバツで、選手たちはまず、昨年果たせなかった初戦突破に燃えている。国士舘はセンバツでは過去9回の出場でベスト4を2度経験しており、ナインの躍動に期待が高まる。

卒業生に石井慧さんや鈴木桂治さんら

 1917年創立の私塾「国士舘」が母体となり、23年に前身の国士舘中等部が設立された。「目先ではない真の心づくり」をモットーに、生徒自らが考える環境づくりを実践。人間教育の一環として、カリキュラムに武道(柔道・剣道)と芸術(音楽・美術・書道)を取り入れる。

 野球部は46年創部。グラウンドは国士舘大多摩キャンパス(多摩市)にある。センバツは初出場の91年と93年に4強、96年は8強に進んでおり「春の国士舘」とも呼ばれる。OBに金子洋平さん(元日本ハム)ら。

 柔道部は石井慧さんや鈴木桂治さんら五輪金メダリストを輩出しており、書道部や吹奏楽部の活動も盛んだ。

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、全31試合をライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。デジタル紙面では出場決定号外も無料で配信します。

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