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県岐阜商5年ぶり切符 「日本一の練習」で名将と挑む 第92回選抜高校野球

県岐阜商の選手たち=岐阜市則武の県岐阜商で2019年12月25日、横田伸治撮影

 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場校を決める選考委員会が24日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社であり、昨年の秋季東海大会で準優勝した県岐阜商(岐阜市)が選ばれた。5年ぶり29回目の出場で、春夏通算では57回目。3月13日に組み合わせ抽選会があり、大会は同19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕し、熱戦が繰り広げられる。【横田伸治】

 創部90年を超える名門に、OBが新風をもたらした。秀岳館(熊本)で監督として甲子園3季連続の4強を果たした鍛治舎巧監督(68)は、就任から2年足らずで、甲子園へと導いた。

 就任後、「投手の球速、打者のスイングスピードともに140キロ」を目標に掲げた。ブルペンの投球、走塁での到達時間などあらゆる動作を数値化。選手の全身の筋肉量も定期的に測定し、厳しい練習にプラスして科学的な手法を取り入れた。

 それでも、道のりが平たんだったわけではない。秋季県大会準決勝の大垣西戦では、5点を追う展開から、佐々木泰主将(2年)の本塁打を契機に勝利をもぎ取った。決勝の大垣商戦も3点のリードを奪われながらもひっくり返し、優勝した。

 東海大会準決勝の加藤学園(静岡)戦では、3点を追う終盤から、切れ目のない打線と積極的な走塁、継投した森大河投手(2年)の力投で延長戦に持ち込んだ。そして、十回に劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 東海大会準優勝後、鍛治舎監督は日本一に向けた「120日計画」を立てた。「練習時間は限られているが、練習内容は日本一」と胸を張る。新生・県岐阜商の挑戦はもう始まっている。

卒業生に高橋尚子さんら

 1904年、岐阜市立岐阜商業高校として開校。戦後、48年に同市立女子商業高と統合。51年に現校名になった。「どんな困難に出合ってもひるまず、くじけず最後までやり遂げる」を意味する「不撓(ふとう)不屈」を校訓に掲げる。部活動は全員加入で、バレーボール部や吹奏楽部などが全国大会で活躍している。

 野球部は25年創部。甲子園は春夏合計で優勝4回、準優勝6回、通算勝利数は全国4位の87勝(52敗1分け)。2018年に鍛治舎巧監督が就任、モットーは「自主、自立、自治」。現在の部員は50人。

 卒業生に高橋純平(ソフトバンク)、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんら。

全31試合を動画中継

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