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履正社、夏春連覇目指す 持ち味の「考える野球」継続 第92回選抜高校野球

出場が決まり喜ぶ履正社の選手たち=大阪府豊中市で2020年1月24日午後3時45分、加古信志撮影

 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月19日に開幕する第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会が24日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれ、履正社(大阪)が2年連続9回目の出場を決めた。2019年夏の甲子園で全国制覇を成し遂げ、世代をまたぐ夏春連覇を目指す。3月13日に組み合わせ抽選会がある。【隈元悠太】

 19年夏の甲子園で全国制覇を果たした経験豊富な選手たちが残り、活躍に期待がかかる。同年秋の府大会では、準決勝までコールド勝ち。決勝では大阪桐蔭に延長戦で敗れるも、4点差で迎えた九回に猛打で追いつくなど、しぶとさを見せつけた。近畿地区大会でも、投打のかみ合った野球で準決勝まで駒を進めた。

 強力打線に切れ目はなく、公式戦試合でのチーム打率は4割2分5厘、12本塁打を誇る。昨年春のセンバツから甲子園の打席に立つ池田凜選手(2年)、小深田大地選手(同)や、11試合で4割7分超えの打率を記録する関本勇輔主将(同)らが打線の要としてチームを引っ張る。

 投手陣の柱は、昨年夏の甲子園で優勝投手になった右腕・岩崎峻典投手(同)。最速145キロの直球に変化球を織り交ぜて打ち取る。また衣笠遼、辰己颯両投手(同)の成長も著しい。

 センバツは14年と17年に決勝で敗退しており、優勝は悲願だ。岡田龍生監督は「(昨年夏の甲子園で優勝した)前の代のチームの長所であった『考える野球』を引き継いでいる」と手応えを語る。関本主将は「夏春連覇できるのは全国でも履正社のみ。意識を高く持って春の初優勝を果たしたい」と意気込む。

ヤクルトの山田哲人など輩出

 前身は1922年に大阪市北区に創立した福島商業学校。67年に豊中市に移転し、67年に現校名へ変更、2000年からは男女共学になった。校訓に「履正不畏(ふい)・勤労愛好・報本反始」を掲げ、難関大学を目指す集約文理コースⅠ・Ⅱ類、普通コースⅢ類を設置。20年春には超難関国立大を目指す集約文理コースS類を新たに設けるなど、教育改革にも力を入れる。野球部は開校と同年に創設され、甲子園出場は今回で13回目。センバツでは2回準優勝、19年夏の甲子園では全国制覇を成し遂げた。野球部はヤクルトの山田哲人選手など多数輩出。19年秋のドラフト会議でも、井上広大選手が阪神から2位で指名された。

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、全31試合をライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。デジタル紙面では出場決定号外も無料で配信します。

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