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創成館2年ぶりの春 厚い選手層と堅守「必ず勝つ」 第92回選抜高校野球

センバツ出場が決まり、喜ぶ創成館の選手たち=長崎県諫早市で2020年1月24日午後4時8分、徳野仁子撮影

 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の選考委員会が24日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、出場32校が決まった。長崎県からは創成館(諫早市)が選ばれた。創成館の選抜大会出場は、8強入りした90回記念大会以来2年ぶり4回目。2019年秋の九州地区大会では「苦戦しても敗戦しない」のスローガン通り、粘り強い試合運びで勝ち上がり、ベスト4に入った。選抜大会は3月13日に組み合わせ抽選会があり、同19日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。【中山敦貴】

 昨秋の九州地区大会県予選は準優勝に終わった創成館。その悔しさをバネに奮起し、九州地区大会では厚い投手層と堅実な守備を武器に4強入りした。

 九州地区大会の3試合はエースの左腕・白水巧投手(2年)が先発し、右腕・藤川力也(同)、左腕・松永知大(1年)の両投手が継投した。バックは3試合とも無失策だった。

 チーム打率は3割4厘だったが、1回戦で真鍋仁選手(2年)がバント安打で決勝点を挙げたり、準々決勝で松永投手がサヨナラの一打を放ったりして、好機での勝負強さを印象づけた。

 準決勝では、強打の明豊(大分)を相手に3併殺を奪うなどして接戦に持ち込んだ。九回に勝ち越されて3―2で敗れたが、大会前の練習試合では9―3で完敗していただけに、稙田(わさだ)龍生監督は「上出来だった」と健闘を評価。ゲームキャプテンの松尾力基選手(2年)は「相手打者に合わせて柔軟に守備ができた」とチームの成長に手応えを語る。

 選手の多くが寮生活を送りながら結束を強め、厳しい練習を積んできた。九州地区大会でチームトップの個人打率5割8分3厘だった猿渡颯選手(同)は「センバツでは打率6割を目指す」と語る。上原祐士主将(同)は「自分たちの粘りの野球で必ず勝つ」と意気込んでいる。

eスポーツ部も創部

 1962年に九州経営学園高として長崎市で開校した私立校。88年に諫早市に新築移転した際に現在の校名になった。普通科と芸術表現を学ぶデザイン科があり、生徒数は793人(1日現在)。

 野球部は開校と同じ年の創部で現在の部員はマネジャー3人を含め91人。2008年に就任した稙田(わさだ)龍生監督の下で実力を伸ばし、13年春のセンバツで春夏通じて初めて甲子園の土を踏んだ。卒業生に阪神タイガースの川原陸投手がいる。

 他の部活動も盛んで、体操部や吹奏楽部は県内でもトップレベル。今年度はeスポーツ部も創部した。校訓は「自発徹底」。

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、全31試合をライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。デジタル紙面では出場決定号外も無料で配信します。

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