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履正社、2年連続9回目 大阪桐蔭、2年ぶり11回目(その1) /大阪

出場を決め、岡田龍生監督を胴上げして喜ぶ履正社の選手たち=大阪府豊中市で2020年1月24日午後4時、加古信志撮影

 <センバツ2020>

     24日に開かれた第92回選抜高校野球大会の選考委員会で、府内から履正社(豊中市)と大阪桐蔭(大東市)の出場が決まった。昨年の夏の甲子園で初優勝した履正社は2年連続9回目、昨秋の近畿地区大会で準優勝した大阪桐蔭は2年ぶり11回目の出場となる。履正社はセンバツ初優勝で夏春制覇を、大阪桐蔭は2年ぶりの頂点を目指す。府内から2校出場するのは、履正社と大阪桐蔭が選ばれた2017年以来3年ぶり。【隈元悠太、荻野公一】

    履正社「勝ち切るぞ」 2年連続9回目

     履正社に吉報が届いたのは午後3時半ごろだった。「出場校に選出された」との電話を受けた小森重喜校長は「ありがたくお受けいたします」と快諾した。間もなく全校放送で出場決定が知らされると、校舎は歓喜の声に包まれた。

     グラウンドに集まった選手たちを前に、小森校長は「昨年の夏の甲子園で優勝した先輩たちを越えるために、一生懸命練習して大会に備えてほしい」と激励した。表情を引き締めて聴き入った選手たちは、直後に岡田龍生監督を胴上げ。満面の笑みで喜びがはじけた。

     昨秋の府大会では、勝ち進んだ決勝でライバルの大阪桐蔭に敗退。続く近畿大会では準決勝で天理(奈良)に惜敗した。関本勇輔主将(2年)は「勝ち切るチームを作りたい」と力を込めて語り、「夏春連覇を達成するためにも部員が誰一人として欠けることなく、同じ方向を見定めていけるように引っ張っていきたい」と表情を引き締めた。

     岡田監督は、この冬は基礎的な体力をつけることに力を注いできたという。「夏春連覇をできるのは全国で履正社だけ。選手たちに優勝してもらえるような環境を整えてやりたい」と穏やかな笑みを浮かべながらもかみ締めるように話した。

     履正社学園豊中中学校1年の女子生徒は「夏の甲子園では跳び上がるほどうれしかった。また優勝してくれたらうれしいです」と笑顔で話していた。


     ◆学校プロフィル

    OBに山田哲人ら

     前身は1922年に大阪市北区に創立した福島商業学校。67年に豊中市に移転し、83年に現校名へ変更、2000年からは男女共学になった。校訓に「履正不畏(ふい)・勤労愛好・報本反始」を掲げ、難関大学を目指す集約文理コースⅠ・Ⅱ類、普通コースⅢ類を設置。20年春には超難関国立大を目指す集約文理コースS類を新たに設けるなど、教育改革にも力を入れる。野球部は開校と同年に創設され、甲子園出場は今回で13回目。センバツでは2回準優勝、19年夏の甲子園では全国制覇を成し遂げた。野球部はヤクルトの山田哲人選手など多数輩出。19年秋のドラフト会議でも、井上広大選手が阪神から2位で指名された。豊中市長興寺南4の3の19(06・6864・0456)。


    対戦成績

    <秋季府大会>

    1回戦30―0八尾北

    2回戦13―3明星

    3回戦11―0阪南大高

    4回戦9―1清教学園

    5回戦11―0大商大高

    準々決勝

    履正社

      3000023=8

      0000000=0

    東海大大阪仰星

     (七回コールド)

    準決勝

    金光大阪 00100=1

    履正社  0047×=11

     (五回コールド)

    決勝

    大阪桐蔭

      0000402003=9

      0000020040=6

    履正社

     (延長十回)

    <秋季近畿地区大会>

    1回戦

    綾羽(滋賀)

      0004000=4

      030055×=13

    履正社

     (七回コールド)

    準々決勝

    京都翔英

      00300000=3

      16000003=10

    履正社

     (八回コールド)

    準決勝

    履正社

      002000200=4

      000000302=5

    天理(奈良)

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