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41年ぶりの春・鶴岡東センバツへの軌跡

/上 堅実な試合で着実に 「つなぐ意識」徹底、大量得点 /山形

【鶴岡東-福島成蹊】四回表鶴岡東無死一塁、投前犠打を決める北原晴翔捕手。北原捕手は県大会と東北大会でチーム最多の6犠打飛をマークした=盛岡市の岩手県営野球場で、2019年10月14日

 3月19日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する第92回選抜高校野球大会に、鶴岡東が出場する。選考資料となった昨秋の県大会と東北大会は計8試合で87得点。4割を超える強力打線が出場権を引き寄せた格好だが、それ以上に目を引いたのは、堅実な試合運びと負けない勝負強さだ。鶴商学園時代以来となる41年ぶり2回目のセンバツ。その軌跡を振り返る。【日高七海】

     昨年9月28日の秋季県大会準決勝、東海大山形戦。3年ぶりの東北大会行きを決めたこの試合は16―2で五回コールド勝ちしたが、大差の展開でも三回までに犠打と犠飛を二つずつ絡め、着実に走者を進めた。

     二回に犠飛を放った3番・吉田陸人選手(2年)は試合後、こう話した。「バントなど小技を使う鶴岡東の野球が自分に合っている」と。走者が出ればコツコツと前に進める堅実な戦い方は、長年かけてチームに染みついたものだ。それは、石川県出身の吉田選手が鶴岡東にやってきた理由でもある。

     東北大会でも吉田選手は初戦の福島成蹊戦の一回に犠打で先制点の舞台を整え、準決勝の仙台城南戦でも一回にバントヒット、二回は犠打を決めた。三回までに8点を奪い、六回コールド勝ちを収めたこの試合、チームは五回と六回に計3犠打と、最後まで同じ姿勢を貫いた。

     計8試合で22犠打に8犠飛。こうした手堅さの上に、チーム最多タイの12打点を挙げた4番・馬場和輝選手(2年)が「長打を狙わず好機で後ろに回す」と話すように、「つなぐ意識」が徹底されている。それが結果的に大量得点を生み出した。


     ◆チーム結成後の公式戦成績

     ♢秋季東北地区県大会♢

    2回戦  16―0 米沢商

    (五回コールド)

    準々決勝 11―3 新庄北

    準決勝  16―2 東海大山形

    (五回コールド)

    決勝    6―4 日大山形

     ♢秋季東北地区大会♢

    2回戦  10―0 福島成蹊

    (六回コールド)

    準々決勝 10―5 青森山田

    準決勝  10―0 仙台城南

    (六回コールド)

    決勝    8―11 仙台育英

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    8月17日の試合

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