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2020センバツ・頂点つかめ!

第1部・チームの軌跡 桐生第一/下 チームが一体で戦う 関東大会で確信得る /群馬

関東大会準々決勝の桐光学園戦で得点し喜ぶ桐生第一の選手たち=上毛新聞敷島球場で2019年10月21日

 <頂点(てっぺん)つかめ!>

     昨年10月、地元開催の関東大会に群馬1位として臨んだ。シード校で、一つ勝てば4強進出。主将の福士信晃選手(2年)は「一生に一度しかないチャンス。大会にかける思いは強かった」と振り返る。

     初戦の準々決勝で対戦したのは、激戦区・神奈川2位の桐光学園。「個々の潜在力は向こうの方がはるかに上。チーム力で勝つ必要があった」と主将の広瀬智也選手(2年)。好投手相手に狙い球を定めて中盤に圧倒。5番の中島優月選手(同)が3安打5打点を挙げ、主戦・宮下宝投手(同)も好投し、追い上げを許さなかった。

     続く準決勝の山梨学院戦では、一転してバントを駆使。小学校時代からバントに自信を持つ2番・曽我一瑳選手(2年)が二つのスクイズを決めるなど6犠打で終盤までリードした。中島選手は「役割を全うすれば勝てると共通認識ができた」と、関東大会で得た手応えは大きかった。

     「決して突出している何かがあるわけではない」と今泉壮介監督。個々の能力のみに頼らず、チームが一体となって強豪校に立ち向かうためにどのように戦うか。試合前の準備や分析を重ね、試合中の役割徹底を選手たちに求め続けた結果が、昨秋に表れた。

     全国で戦うためにはさらなる成長が必要となる。昨秋の県大会後半から宮下選手が先発し続けたが、1週間500球の球数制限を考えると控え投手の充実は欠かせない。全国レベルの投手に対応できる打撃力の向上も不可欠だ。

     「甲子園に出たからには勝たないと意味がない。チームに貢献できるバッティングをしたい」と中島選手。甲子園での1勝、そして県勢初の春制覇へ。桐生から旋風を巻き起こす。【妹尾直道】

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