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一戦必勝、チャレンジを 明徳義塾・㟢本宏明校長に聞く /高知

センバツ出場の喜びを語る㟢本宏明校長=須崎市の明徳義塾高で、北村栞撮影

 <センバツ2020>

     阪神甲子園球場で3月19日に開幕する第92回選抜高校野球大会に2年ぶり19回目の出場が決まった明徳義塾。2019年4月に就任し、校長として初めてセンバツ出場決定の喜びを味わった㟢本宏明校長に思いを聞いた。【聞き手・北村栞】

     ――センバツ出場が決定しました。

     ◆日々の実績が結果に出て、選考委員の方々に認められたということで、非常にうれしいです。夏もうれしいですが、春はまた違った喜びがありますね。

     ――出場が決まった1月24日、㟢本校長は馬淵史郎監督の計らいで野球部員から胴上げをされました。

     ◆全く知らされていなかったんです。急に子どもたちが寄ってきて「話は終わったはずなのに?」と思っていたら次の瞬間には空を飛んでいました。成人式以来、人生で2回目の胴上げです。気持ちがいいものですね。馬淵先生は「俺は今じゃない。優勝してからやってもらいたい」と言っていました。

     ――今年のチームの強さは。

     ◆まず、馬淵先生が本気ですね。昨年秋の県大会が3位に終わり、四国大会が開幕するまでの2週間、おしゃべり好きな馬淵先生が職員室で一切しゃべりませんでした。そして四国大会(の準決勝)で劇的な勝ち方をした。「チームを一皮むけさせなければならない」という思いが試合に出ていました。

     「2週間、何をしていたのですか?」と馬淵先生に聞いたんです。普通は調整をして大会に挑むと思うのですが、「負けたチームに調整はない。ものすごく練習をした」と言っていました。勝ちにこだわり、子どもたちと一緒に取り組む。それが馬淵野球の強さじゃないでしょうか。

     選手たちのコメントを聞いていても「一戦必勝」という言葉が出てきます。馬淵先生の“イズム”が浸透しているなと感じます。全くおごりがなくて、「一球一球心を込めてやるしか無い」ということを毎日話しているのかなと思いましたね。

     ――最後に、出場する選手たちにエールをお願いします。

     ◆今まで最大限に頑張ってきたと思います。その努力を自信にして、一戦必勝、チャレンジ精神で「耐えて勝つ」という気持ちで頑張ってもらいたいと思います。

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